<人生シミュレーション>【前編】将来義両親に介護が必要になったらどうする?義実家に通う?同居する?
親が少しずつ年をとるにつれて、「介護はどうしよう」という問題が頭をもたげてくるのではないでしょうか。自分1人では決めにくい問題だからこそ、答えを出すまでに時間がかかってしまうものしれませんね。今回の投稿者さんも介護についての質問を投げかけてくれました。
『将来的に義両親の介護についてどのように考えていますか? わが家はこちらに呼び寄せて一緒に暮らそうと考えています。義父母に万が一のことがあった場合には、デイサービスやショートステイを利用しながら暮らします』
投稿者さん夫婦はもし将来的に義両親の介護が必要になったら、自分の家に呼び寄せて一緒に暮らすことを考えているのだそう。その際にはデイサービスやショートステイなどの制度も必要に応じて利用するつもりのようです。「みなさんの介護の予定を教えてください」との質問にママたちはどのように答えたのでしょうか?
義実家に通ってお世話をする予定
「介護が必要になったら通うつもり」と話すママたちのコメントから見てみましょう。
『わが家もギリギリまで通って面倒を見るかなあ。ショートステイやデイサービスは活用するつもり』
『義父はもう75歳だからいろいろと考えなきゃいけないんだけど、まだ元気だから考えてない。近くには住んでるから何かあれば通う可能性もある』
『徒歩10分くらいのところに義両親の家があるので、旦那は「自分が様子を見に行く」と言ってる』
もし義実家が自宅から近いならば、足しげく通って義両親の様子を見ることもできますね。それに加えてデイサービスやショートステイを利用することで、多少負担は軽くなるのではないでしょうか。義両親としても自分の息子やお嫁さんが近居というのは心強いかもしれません。
『義実家に引っ越して住んでいます。要支援1の認定を受けて週1でデイケアに行ってます。同県でしたが、旦那は職場が遠くなりました』
「義両親を自宅に呼んで一緒に暮らすつもり」と話した投稿者さんに対して、「自分たちが義両親の家に引っ越す」という選択をしたママもいました。旦那さんの職場が遠くなるというデメリットがありながらも義両親の家に引っ越してまで介護をするというのは、なかなかできることではないでしょう。
施設に入ってもらおうと思っています
介護が必要になったらプロの手を借りようと計画している方もいるようです。
『施設に行ってもらう予定。義母自身も義祖母のことを、まだ健康なうちから老人ホームに入れたから文句ないでしょ』
『個人的には施設に入ってほしい。実の親に「子どもの世話には絶対なりたくないから、動けなくなったら施設に入れて!」と言われてきたから、それが普通なんだと思っている』
『精神衛生上、施設に入ってもらうのがいちばんかな。そのほうが友だちもできるだろうし。マメに面会には行きたい』
自宅介護や家に通っての介護は、なかなか大変なものでしょう。介護をする側もされる側もストレスを溜め込んでしまう前に、施設に入ってプロにお願いするというのも良い方法のひとつではないでしょうか。施設ならばお世話も行き届きやすいでしょうし、施設内でお友だちもできるかもしれませんね。
『現在も同居だから介護は必要なだけする。だけど最終的に家庭介護が困難になれば施設に入ってもらうつもり。自分も介護施設勤務なので知識もあるし、なんとかなると思ってるよ』
現在義両親と同居をしているというこちらのママも、自宅介護が難しくなった場合には施設への入所という選択肢も視野に入れているようです。「困ったらプロにお願いしよう」と考えておくだけでも気落ちが楽になりそうですね。
本人が施設を希望しているケースも
なかには義両親本人たちが「施設に入りたい」と主張しているご家庭もあるようですよ。
『うちの義両親は施設の予約しているよ。義父が70歳になるタイミングで入れるように。「子どもたちの世話にはならない、余生は2人で静かに暮らしたい」ってさ』
『私たちの結婚当初から義母に「施設に入るわ」と言われている。正直、すっごく助かる』
『同居している義両親、自分たちの施設代はしっかりと貯めているそうで「夫婦で入りたい」って言っている』
義両親が将来的には施設へ入所するつもりでお金を貯めているケースも。「介護、どうしたらいいんだろう……」と頭を悩ませる必要もないことから、「すごく助かる」と本音を漏らすママもいました。こちらママたちの義両親は人生設計がキチンとしているのかもしれませんね。
「義両親の介護、どうする?」との質問にママたちからはさまざまな回答が寄せられました。義両親の家に通ったり、自宅介護をしたり、はたまた施設への入所を計画していたりと、ママたちのなかにはいろいろな計画があるようです。自宅介護をする場合や義実家に通う場合には、デイサービスやショートステイなどを賢く活用するのがコツかもしれませんね。