「学校、行きたくない」小1娘の一学期の思い出。お試しで実践した方法とは【姉と双子のダイアリー9】
前回からの続き。長女アンと双子フウ・ライの3人を育てています。春から新1年生のアン、毎日頑張って登校しています。……が、1ヶ月を過ぎた頃から「行きたくない」「学校つまんない」など言うようになりました。ストレスが溜まっているのか家でもイライラしてフウやライと衝突したり、反抗して泣き叫ぶことが多くなり……。
少し前まではバスに乗っていれば幼稚園に着き、楽しく遊び学ぶ毎日。それが突然、重いランドセルを背負って自力で学校まで歩き、やっと着いたと思ったら机に座ってお勉強。終わった後はどんなに疲れていても自力で歩いて帰る……。疲れるし、つまらないのもわかる気がします。
自分は頑張って小学校に行かなくちゃいけないのに、双子は家で私といるのも気に食わないようです。どうしても行きたくないなら休んでもいいけれど、それが続くのも……。どうにか学校へ楽しく行けるようにしてあげられないものか、悩む日々でした。
あるときふと思いつきで、手紙をかくことにしました。そして、行き渋るアンに伝えます。
小さいメモに給食のことや授業のことなど。そして「家で待っているよ」「大好きだよ」など一言と共に、アンの好きなキャラクターを添えたのです。お手紙が好きなアンなら喜んでくれるかなと思いついた策です。
それからアンは、毎日私の手紙をランドセルに入れて頑張って通っています。内容はたわいもないことですが、喜んでくれています。(これから飽きてきたらクイズなんかもいいかもしれない……)簡単な手紙ですが、学校で頑張るための小さな楽しみになってくれればと思います。成長真っ盛り新1年生のアン、親も試行錯誤で見守っていきたいと思います。
【姉と双子のダイアリー10】へ続く。
文、作画・春野さくら 編集・Uemura