【EXILE・MAKIDAIさん・第3回】子どもがお風呂好きになるよう工夫していることは?
小さな子どもを育てるうえでなにかと気を遣うのが、毎日の入浴。「お風呂に入ろう」といってもなかなかすぐに入ってくれなかったり、シャワーで頭を洗うのを嫌がったりと、お風呂に入れることで一苦労することも。EXILE・MAKIDAIさんは、1歳半になる息子さんと一緒にお風呂にはいるとき、息子さんが楽しめるようにいろいろな工夫をしているといいます。一体どんなことをしているのでしょうか?
「お風呂は楽しい場所だよ」と感じてほしい
――MAKIDAIさんは、お子さんが生まれたばかりのときからお風呂を担当されている(第2回目参照)ということなんですが、工夫していることはありますか?
EXILE・MAKIDAIさん(以下、MAKIDAI):息子が生まれた当時はお風呂担当だったんですが、今はどちらかは決めずに一緒にお風呂に入るという感じです。もし、自分の仕事が終わって自宅に帰ってきたときに息子が食事をするタイミングだったら食事を一緒のタイミングでして。自分か奥さんか、空いている方が臨機応変に協力プレイで。
――お子さんによっては、「お風呂が苦手」という子もいるかと思いますが、息子さんはいかがですか?
MAKIDAI:息子に関しては、水を怖がらないように少しずつ慣らしていった感じです。赤ちゃんのときは、お湯につけたガーゼを軽く絞って顔をなでるようにそっと拭くなどしていましたね。
今は、「お風呂に行こう」と言っても、まだ言葉の意味がよくわからないと思います。お風呂場にアヒルのおもちゃが置いてあるんですが、自分は「ガーガーに会いに行こう!」と声をかけていますね。そうすると息子は喜んでついてきてくれます(笑)。
お風呂は子どもと過ごす癒しの時間
――シャンプーなどをするとき大変じゃないですか?
MAKIDAI:最初の頃、息子は頭を洗われることをすごく嫌がっていましたね。ただシャンプーをすることは怖いことじゃないよということをわかってほしくて、声をかけながら少しずつ慣らしていきました。
たまにシャンプーをされることを嫌そうにすることもありますが、水自体は怖くないかなという感じになってきていると思います。
――お風呂でどんな遊びをしているんですか?
MAKIDAI:顔をちょっとだけ水につけたりして遊んでいます。お風呂の中で浴槽のへりにつかまりながらお湯に顔をつけて「いない、いない、ばぁ!」とやってみたり、水面を足でバシャッと蹴ってみたり。
息子が足をバタバタやるから、その水しぶきが自分にかかって「やめて、やめてー!」とふざけると、それを見て息子がニヤッと笑うんですよ。そこに味をしめて何回もパシャっと水をかけてきたりするんですね。わざとやって、その反応を見てすごく喜ぶんでいます。
怒るよりも伝え方を工夫している最中
――MAKIDAIさんはあまり怒ることがなさそうですね。
MAKIDAI:息子もまだ1歳半と小さいので、怒ること自体がほとんどないですね。息子があんまりバシャバシャやってすごいときに、水しぶきの多さにびっくりしちゃって「あっ!」と声が出てしまって。
そしたら息子も「え!?」みたいな感じですごく驚いていました。ただまだ1歳半なので、たとえ怒ったとしても何が悪かったのかというのは、そこまでわかってないと思います。
息子なりに考えて「パパが嫌がっているからやめよう」という感じに考えてそうなときはあります。
――息子さんが危ないことをしてしまったときはどうしますか?
MAKIDAI:急に走り出してしまったりすると、それは危ないからなるべくそういうときは「それはダメだよ」と言います。怒るというよりも、「どうしたら息子がそれをしたらダメなのかということを理解できるか」ということを伝えられるかを考えている感じですね。
怒って伝えるのもひとつの方法ですが、それ以外の伝え方もあると思うのでいろいろ試しながらやっているところです。
(編集後記)
毎日の子育ての中で、子どもをお風呂に入れるのは意外と大変なこと。「お風呂くらいゆっくりひとりで入りたい」というママも多いかもしれません。そんなとき、パパが子どもを楽しませながらお風呂に入ってくれたら、ママとしても助かりますよね。子どもが「お風呂になかなか入らなくて困る」という場合には、MAKIDAIさんの声掛けの仕方を参考にしてみるのもよさそうですね。次回第4回目は、MAKIDAIさんおすすめの絵本について紹介します。
取材、文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ