いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<男女差別>中1息子が希望した手芸部。ママ友は「男子なのに」と非難【第1話まんが:母の気持ち】

1年前の話です。息子のマサヤはこのたび中学生になりました。昔から手先が器用で細かい作業が得意です。手芸が好きな私の影響か、小さい頃から裁縫や編み物に親しんできました。その腕前は今や私も感心するほどです。
男子が手芸部 私サイド1

息子は体格に恵まれているので、入学するなりさまざまな運動部の先輩たちが勧誘に来たそうです。しかし息子はどちらかと言うとスポーツが苦手。運動部は向いていないと思った息子は、自分で文化系の部活へ見学に行きはじめました。
男子が手芸部 私サイド2
同じ小学校だったママ友と部活の話になったとき、私は何気なく息子が「手芸部を希望している」ことを話しました。するとママ友はギョッとした様子で言ったのです。「男子が手芸部なんて聞いたことがない」「手芸部は女子が入るものじゃないの?」思いもよらなかった反応に私は驚いてしまいました。

男子が手芸部 私サイド3
息子自身もクラスの女子から「手芸部なんておかしくない!?」と驚かれてしまい、少し戸惑ったそうです。しかしいざ入部すると、先輩たちも顧問の先生も初の男子部員である息子のことを大歓迎。体格が良く力のある息子は大きな荷物も軽々と運ぶので、だんだん頼りにされるようになってきました。
自分の趣味を活かせる部活を見つけた息子は、毎日生き生きとして楽しそう。手芸部員として「文化祭やコンクールに向けて企画を立ち上げていくんだ」と張り切っている姿を見てとても嬉しく思います。

【第2話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 文、作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

猫田カヨの記事一覧ページ

関連記事

<男女差別>批判されても「男も女も関係ない」前向きになれた言葉【第2話まんが:息子の気持ち】
前回からの続き。数年前の話です。僕の趣味は手芸です。小さい頃から母がよく裁縫や編み物をしているのを見て興味を持ちました。僕が見よう見まねで作るたび、両親は「すごく上手」「手先が器用だね」と嬉しそうに褒...
<祖父母のジェンダー観>孫娘「黒か紺のランドセルがいい!」え、女の子なのに……?【前編まんが】
これは昨年の話です。息子夫婦には、年長の陽菜ちゃんと3歳の翔くんがいます。陽菜ちゃんは私たち夫婦にとっては初孫。来春には小学校に入学するので、ランドセルを買ってあげるつもりです。 ところが先日、...
<ドン感な幼なじみ、ウンザリ!>恋愛へ発展しません!心地よい関係はず~っと続く!【第1話まんが】
数年前のお話です。私は28才のユミです。お隣に住むケイジは、いわゆる「幼なじみ」です。親同士も昔から仲が良く、しょっちゅう互いの家を行き来していました。 ...