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<家族のカタチ>たとえ歪な形でも。今のにぎやかな家庭が心の拠り所【第3話まんが:父の気持ち】

前回からの続き。妻を亡くしてから、今まで必死に2人の娘を育ててきました。長女の咲はしっかりもの、次女のマキは自由奔放なタイプ。妻が亡くなったのは、娘たちが小学生のときでした。子育てに不安を覚えたため両親を頼ることにし、以来、この家で両親と一緒に暮らしています。
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マキは中学の同級生だった涼介くんと21歳のときに結婚。しかし価値観の違いから、少し前に離婚してしまいました。孫のユイは4歳。可愛くてたまらない……。それにマキとは昔からなんとなく馬が合う。ときには、「お父さん、一緒に飲もうよ」なんて声をかけられ。普段は家事もやってくれるのです。ヤンチャをしていた昔のマキからは考えられないことです。この生活も悪くない……なんて思っていました。しかししばらくすると。

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だが咲は……。

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咲は手がかからず、いい子でした。それにいま妊娠中で大変なのも理解しています。いつも旦那の実家のことばかり良く言っているのだから、産前産後はあちらの実家にお世話になればいいとさえ思ってしまう自分がいるのも本音……。口には出さないが、とにかく今はそっとしておいてほしい。今の私には、このにぎやかな家庭が必要なんです……。

しばらくして咲からは、「出産前後の里帰りはやめました。旦那と義両親と乗り切ります」とだけ連絡がありました。素っ気なさが少し気になったけれど、それ以上に安堵しています。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・りますけ 編集・荻野実紀子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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