<結婚は諦めではない>昔は夫婦喧嘩が多かったのに今はしない夫婦、何が理由でイライラしなくなった?
もともと他人だった2人が夫婦となり一緒に生活していくなかでは、意見が合わなかったり、相手に対して苛立ちを感じ喧嘩をしたりすることも、ありますよね。しかし一緒に暮らす時間が長くなってくると、喧嘩の回数が減ってくる夫婦もいます。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問が寄せられました。
『もともと夫婦喧嘩が多かったのに、今はしなくなった人はいる? 愛情がなくなった、言っても無駄と諦めた、我慢している、喧嘩の原因が解決したなどなど、喧嘩をしなくなった理由を参考までに聞かせてほしい』
この質問に、夫婦喧嘩が少なくなった人から体験談が寄せられました。夫婦喧嘩の回数が減る理由は夫婦によってさまざまでしょうが、もしかしたら何かしらの共通点があるのかもしれません。その共通点がわかれば夫婦喧嘩を防ぐことができる、そんな期待が高まりますね。他のママたちは、どんな理由で夫婦喧嘩が減ったのでしょうか。
お互いに相手の主張を受け止められるようになった
『昔は少しのことでもイライラして衝突していたけれど、今はお互いに笑えるようになった。言いたいことはお互いに言うけれど、皮肉を言ってきたら皮肉で返して最後はお互いに笑い話になって終わっている。お笑い芸人みたいなボケとツッコミみたいで、言いたいことはすべて言うけれど丸く収まってしまう』
夫婦喧嘩のきっかけが夫婦のどちらにあるにせよ、言い争いや罵り合いをするのではなく、笑い話に変えられるようになったとのことです。「どうしてそんなことで喧嘩をしようとしていたのか」と改めて考えると、些細なことが原因のときもありますよね。「笑いの力」で、目の前にある喧嘩の原因を冷静に考えることができるようになったのかもしれません。
喧嘩すると面倒ということに気づいた
『夫婦になって10年を越えたら、喧嘩したら疲れるんだよ、お互いに。「やめておこうか」「疲れるしな」となる。仲は良いよ。喧嘩になる前に、これ以上やってもキリがないと思ってお互いやめる。時間の無駄だし。でも、大切なことはとことん話し合う』
『私が19歳、旦那が21歳で結婚して、当時は若かったしお金もなかったから、とにかく喧嘩が多かった。でも今はお金にも余裕があるし喧嘩になるのが面倒くさい。だからなるべく喧嘩になる要因を作らないようにしている』
旦那さんと夫婦喧嘩をすると、家の中の雰囲気が悪くなったり、ギクシャクしてしまいますよね。そんな雰囲気を子どもも敏感にキャッチして、家族全員が暗い顔になり、当人たちも子どもに喧嘩を見せることの罪悪感が出て……。喧嘩をすると、とにかく面倒。喧嘩に発展しそうと思ったら早めに対処していく術を身につけることで、夫婦喧嘩がなくなったケースもありました。
良い意味で?悪い意味で?旦那さんとの距離ができた
自分がして欲しいことに旦那さんが応えてくれない場合には、苛立ちを感じてしまうもの。そのためにママ自身が変わったケースもあります。
旦那さんに期待しなくなった……
『人は変えられない、ならば自分が変わろう。そう思って一切の期待と願望を捨て、全て自己解決するようになったから』
『諦めた』
旦那さんに対してイライラしたり怒ったりするのは、自分が考えているように物事が進まないことも原因の1つです。旦那さんなら自分の期待に応えてくれるという気持ちがあるからですよね。その逆の発想で、旦那さんが何もしてくれなくても当然のこととして受け入れると、苛立ちを感じず、結果的に喧嘩に発展しなくなることもあるようでした。
旦那さんと喋らなくなった……
『口をきくとイラつくから、必要な連絡事項のみ報告。あとはすれ違い生活を心がけています』
『必要最低限以外の会話をしない。たまに向こうが話しかけてくるけれど、それにはきちんと対応はしているよ。話さなくなったら疲れないし、ストレスがたまらなくなったから私としてはオッケー!』
『喋らなくなったから、喧嘩もしないね』
家族なので旦那さんとお互いに共有しておく情報はあります。それ以外は極力話をしないようにしていれば、そもそも喧嘩のきっかけができません。裏を返せば言いたいことを言い合わなくなったという関係でもありますが、喧嘩をするよりも良いと判断されたのでしょうね。
相手を理解して「許す」ことで喧嘩はなくなった
『結婚して18年。長年の付き合いの中で培った、お互いへの理解とゆずり合いだと思う。「こういう言い方をしたら嫌なんだろうな」「喧嘩になるから、こう言い換えよう」などとっさに頭の中で判断できるようになった。あとは許す。何か気にさわることがあっても、こちらの気持ちをゆずる。どちらかが相手に寄れなかったら崩れると思うから、お互いの努力が大きいと思うわ』
『結婚23年目。お互いに許せる範囲が多くなったのかも』
相手が予想しなかったようなことをしたときには、「どうしてそんなことをするのだろう」と苛立ちを感じてしまいますよね。しかし相手がそう行動したのは、相手に何らかの考えがあったからでしょう。
相手の気持ちや考えを理解できれば、許すことへのハードルが下がりそうですね。「許す」ことは多少の妥協や我慢を含むものの、決して後ろ向きの対応ではなく、これからも夫婦として一緒に生活していこうという前向きな変化と考えることもできます。お互いにグッと堪える部分があるからこそ、相手を気遣い夫婦として生活していけるかもしれません。
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