<古いジェンダー意識>「女に大学はムダ」母に否定され続けた私が選んだ道【前編】まんが
一方私は、小学低学年で兄と離れ、ほぼ一人っ子のように育てられました。家には遊び相手がいません。私は家にいるときは読書ばかりしていた記憶です。両親は愛情深く育ててくれたと思いますが、兄のように期待のようなものは感じません。
「女はそんなものなのか。社会で活躍している人もいるけど、そんなの違う世界の人なのかな」と自分を納得させ、私は母に言われるがままに短大に進学。親戚に紹介された事務員の仕事に就きました。お茶くみがメインのような仕事です。
「あの子(兄の嫁)が出て行ったの……」
兄は大学を卒業して会計士になり、実家で会計事務所を開いていました。
母と仲が悪かった兄の奥さんは、同居のストレスに耐えかねて出て行ったというのです。疲れ切った様子の母が、私に信じられない要望をしてきたのです……。
※この漫画は知人の話を元に作成しています。
脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃
関連記事
※<古いジェンダー意識>「女に大学はムダ」母に否定され続けた私が選んだ道【後編】まんが
前回の続き。
相変わらずの母の「女なんだから」節を聞いて呆れました。私は「もうそんな時代じゃないよ!」と言いかけましたがやめました。母に言ったところで理解されないだろうし、不毛な言い争いを避けた...
※<低所得者の大学進学>シングルマザーでお金がない……でも娘を大学に入れてあげたい!【前編】まんが
私は高校3年生の娘と、中学2年生の息子をもつシングルマザー。昨年、夫の浮気が原因で離婚し、実母の家の近くにアパートを借りて、新生活をはじめました。地元の小さな介護施設で採用してもらい仕事も始めました。...
※まんが【前編】92点で怒られた息子。厳しすぎるエリートの夫「お前が甘いからこうなるんだ!」
でも……そんな夫だからこそ、息子に対しても、学年で1位もしくは100点以外はいっさい認めないし、褒めようとしません。 確かに今回は100点ではありませんでした。
私自身は、勉強は...