子どもが急に飛び出してきてヒヤッとした経験をもつママたち。わが子を守るためにできることは?
車を運転しているときに子どもが飛び出してくると、ヒヤッとしてしまいますよね? 小さい子どもの場合は近くに親がいることが多いのですが、「子どものことをしっかりと見て!」そんなふうに思ってしまうことも少なくないでしょう。 ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、子どもの飛び出しに冷や汗をかいてしまった経験があるようです。
『車が走っているところに、突然全速力で飛び出してくる子どもがいる。親の教育がなっていないというか。親なら「道に飛び出すな」と、子どもに口うるさく言っておいてよ』
幼い子どもは急に飛び出した後、自分がどうなってしまうのか、わからない場合のほうが多いのかもしれません。そのため道路を歩いているときに興味を惹くものを見つけると、まわりを気にせず不意に道路に飛び出してしまうことも。投稿者さんと同じく子どもが歩いているときに接触しそうになったママたちからは、このようなコメントが届きました。
ママたちのヒヤッとした運転中の出来事
『私が運転中、5歳くらいの子どもが道路の真ん中を歩いていて、私の車がきているのに避けようともしなかったよ。親は見てるのに、注意せず』
『モールの立体駐車場で飛び出してきた子がいて、そんなにスピードが出ていなかったけれど、生きた心地がしなかったよ』
子どもは思いもよらないところから飛び出してくることがあります。例えば駐車場、車と車のあいだからいきなり出てくることも。大抵はスピードが出ていないため、急ブレーキで止まることができるのかもしれませんが、スピードが出ていれば恐ろしいことになる可能性があります。また、「車がきているのに道路の真ん中を歩いて譲らない」なんてこともあるようですね。筆者にも似たような経験があるのですが、お喋りなどなにか夢中になっているものがあると、余計に気付きづらいイメージがあります。
余裕をもって運転することが事故防止の一番のポイント
『教育はちゃんとするけれど、基本は運転する側が気をつけなければいけないんだよ。今朝、登校班の見守りをしてたけれど、細い住宅街を猛スピードで走る車の多いこと。対向車がいて距離が取れないから登校班の列スレスレを走ったりね。朝急いでるのはわかるけれど、時間に余裕を持って行動できない、自分本位な人は運転すべきじゃないよ』
「子どもが急にヒュッてはみ出てきそうだから、子どもの横を通るときはすごく間を空けるか、すぐとまれる速度で通りすぎている」
投稿者さんのように飛び出されてこわい思いをしないためにも、子どもが近くにいたら「もしかしたら飛び出してくるかもしれない」という気持ちを持って運転しておいたほうがよさそうですね。ママたちのコメントからもわかるように、思いもかけない危険はいたるところにあり、広い視野で余裕をもつことが事故防止のため一番にできることなのではないでしょうか?
子をもつ親は安全のためにどんなことができるのだろう?
今回の投稿者さんは飛び出しをされた側。しかしママスタコミュニティに意見を寄せてくれる人たちの大半は子どもをもつママたち。決して他人事ではありませんよね? わが子の安全を守るためにはどのようなことをするといいのでしょうか。
常に気をつけるよう言い続ける
『子どもは小5の男子だけれど、もううんざりと言われる程毎日言い続けているよ。自宅マンション内を歩くとき、外で歩くとき、自転車に乗るときなど、いろいろな場面を具体的に説明している。例えば、マンション内は角を勢いよく曲がると小さな子どもがいてぶつかるかもしれないから慎重にとか、信号は青でも必ず周囲を見回して暴走している車がないか確認から渡るなど』
子どもを危険にさらすものはどこにでも潜んでいます。事故に限らずちょっとした不注意で大怪我をしてしまったり、誰かに怪我をさせてしまうことだってあります。気をつけなければならないものは常にあると教え、具体的に説明しながら注意を促してあげる。事故に限らず、親としてあげるといいことのひとつなのかもしれませんね。
自分から離れないようにする
『子どもは飛び出すもんだから、親が手を繋ぐんだよ』
『飛び出すような子は手を繋いどかないとね。言って分かるまでは危ない場所では1人で歩かせなかった』
『虐待風に見えるかもしれないけれど、道路を歩くときは絶対手首をつかんでいる。手繋ぎだと振り払われることもあるから』
『子どもが自分から離れて道路などに飛び出さないように、ハーネスを買った。どれだけ「危ないからやってはダメ」とうるさく言っても無駄だし、手も繋ぎたがらないからね、うちの2歳児』
車が通るような道路沿いを歩くときには、子どもの手をぎゅっとつかんで離さないようにする。基本的なことなのかもしれませんが、大切なことです。とはいえどうしても子どもが手をつなぐことを拒む場合には、親と子どもをつないでおける「ハーネス」というものがあります。ハーネスは子ども用の迷子紐のことで、子どもの急な飛び出しを防ぐ目的で利用する場合もあります。子どもに紐をつなぐことになるので賛否両論ありそうですが、子どもの安全を守ることを第一に考えるなら、取り入れることを検討してもいいのではないでしょうか?
運転する側は安全運転、子をもつ親は真剣に伝えるのが理解させるための近道!
『飛び出す子どもに「ダメよー」くらいの親こそダメだよね。「死ぬぞ!」と本気で怒らないとさ』
投稿者さんのように運転中ヒヤッとした経験をもつ人は少なくないはず。子どもは思いもかけないところから飛び出してきたり、予測不能の行動をとるものです。そう考えると余裕をもって運転することが「万が一」のときのためにできることなのかもしれませんね。
そして子をもつ親は、飛び出しをさせないよう言い聞かせることが、安全確保のためできることなのではないでしょうか。ただ子どもは、いくら親が「危ない」「やってはいけない」と言っても、その重大さがわからない場合もあります。そのため本当に危険なことをしたときには、本気で怒らなければならないとも感じます。親がいつもと違う怒り方をしていれば、子どもだってきっと察することができるはず。そして子どもなりに「やってはいけないことだったんだ」と深く反省できるのではないでしょうか?
文・こもも 編集・古川純奈
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- 親ならさ、道に飛び出すなって子供に口うるさく言っといてよ