まんが【後編】幼い頃に両親が離婚。記憶に残ってない父……大人になった今、会いたいと思うのは迷惑?
前回からの続き。私は母子家庭で育ち父の記憶はありません。しかし自分が親になった今「父に会ってみたい」という思いが芽生えてきたのです。思い切って父の実家に電話をすると、祖母とおぼしき女性が出ました。
祖母の温かい言葉に、私は思わず感極まりました。父は不在だったため「娘のユリが会いたいと言っている」と伝えてもらうことに。
父は話に聞いていた通り、とても生真面目な人でした。別れたのは私の母が家業の商売に馴染めなかったことが一因だと聞いています。もしかしたら自分の不甲斐なさを感じながら人生を歩んできたのかもしれません。私が息子を連れていくと「まさか可愛い孫にまで会えるなんて」と喜んでくれました。
もちろん親と生き別れた誰しもが、素敵な再会をするわけではないはず。きっと私はものすごく幸運だったのでしょう。これからは幸せな家庭を築いている姿を見せることで、見守ってくれた人たちへの恩返しをしていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・きたがわなつみ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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