真冬に出産したママからの素朴な疑問、みんなは出産するなら何月がいい?
子どもを出産する季節によって、赤ちゃんや自身への気遣いが変わってきます。産前・産後のママや赤ちゃんは、体調が万全でないことも多く、暑さ寒さへの配慮もきっと大切なことですよね。ママスタコミュニティでも「出産時期」について、このような投稿がありました。
『もし子どもを産む月を選べるとしたら、みんなはいつがいい? 私の場合第一子を冬に産んでいて、暖房の温度や湿度の調節をしたり、窓際は寒いしでちょっと気をつけるのが辛かった』
投稿者さんは冬に出産をしたそうですが、寒さや乾燥対策にちょっと苦労をしたようですね。たしかに気温がグンと下がることで暖房をつけ続けなければならないことも多く、湿度の低下も心配になってきますよね。もちろん気遣わなければならないのは赤ちゃんだけでなく、ママとして頑張っていく自身のからだも一緒のこと。時期は違えども相談者さんのように、「他の季節だったらどんな育児になったのだろう」と考えたくなった経験をもつママは、意外と多いのではないでしょうか?
「たしかに冬は避けたい……」同意するママたち
まずは冬に出産をすることに対して寄せられたイメージをご紹介します。
『冬は夜中の授乳が大変そうだ』
『うちも出産が冬で、寒くて寒くて。冬はおすすめできないなと思った。お互いの身体のためにも』
『2月末に出産したけれど、1ヶ月はシャワーしかできなかったから寒くてつらかったよ』
冬に出産をして育児をスタートさせると、とにかく寒さとの戦いになりそうです。夜の授乳に対して寒さを気にする意見や、実際に「寒くてつらかった」と話すママもいました。また体調への配慮から、産後1ヶ月は入浴をしないよう言われることも多く、「冬に湯船に浸かれないつらさ」は経験者ならではの意見なのかもしれませんね。
「逆に冬の方がいい」という意見も
その一方で夏の暑さを避けるため、あえて冬に産もうと計画したママや、夏の出産経験がつらかったことから「冬がいい」と話すママもいました。
『暑いのが嫌いだから、冬に生まれるよう逆算した』
『冬がいいな~。夏の出産は尋常じゃない汗で、お風呂に入れないのが辛い』
寒さよりも暑さのほうが苦手であれば、育児をしながら暑さに耐えることは、想像以上に大変なことでしょう。また自身の汗や赤ちゃんのあせもなど、衛生面においても冬とは違った苦労がありそうです。筆者の知人も夏に出産をしたのですが、「冷房をかけていたものの、赤ちゃんの適温としていいものか心配だった」と話していたのが印象的でした。
出産後だけではなく、妊娠期間のことを考慮する意見も
『1人目、4月産まれ。2人目、9月産まれ。夏の妊婦はつらい。暑すぎる』
『猛暑の時期にお腹が大きいのはしんどくない?』
『上の子が4月、下の子が8月だけれど、猛暑の中の妊婦はキツかったし、2週間検診や1ヶ月検診に連れて行くのも大変だった』
出産してからのことを考えるのも大切ですが、妊娠中の過ごし方にも季節は関係してきます。つわりやお腹に張りがあるときは、気分が優れず一日中横になっていることだってあるでしょう。そこに暑さが加わってしまうとなれば、ますます体調が悪くなってしまう心配もでてくるのかもしれませんね。
みんなはいつ出産したの?
『9月、2月、4月に出産しているけれど9月が楽だったかな。理想は5月かな、暖かくなり始めて私の花粉症も落ち着いてきたころ』
『次女のときは4月だったけれど、4月は良かったな。なにより過ごしやすかったし、退院後病院から外に出たときに桜が咲いていて幸せ2倍になる』
『わが子は5月と6月産まれ。夏前に出産で、妊婦で夏を経験しない。産後も暖かいから1ヶ月シャワーでも平気だし、沐浴もしやすい。夏はクーラーの中で過ごし、ちょうどお散歩や支援センターに行くころに秋。歩き始めるころに暖かくなって、ヨチヨチ水遊びができる! ただ、生まれたてが梅雨だから衣類乾燥機は必須!』
『私の場合、東北で7月後半出産。快適だった。すぐ涼しくなったよ』
『8月は育てやすかった。室内温度は一定で良かったし、涼しくなってベビーカーでよく散歩をしていたな』
実際に出産をしてみると、それぞれの月でも意見が違ってくるようですね。真夏に産んでいても快適にすごせたと感じるママもいることから、もしかしたら空調設備次第で苦労なくすごせることもあるのかもしれません。また、暑さ寒さに加えて「花粉症」といった理由も、産む時期の重要さにかかわってくる場合も。ただ、花粉症でなければ、疲れた気持ちを綺麗な花たちが癒やしてくれることもあるでしょう。実際のところ、どの季節にもその季節なりのよさがあり、大変さも同じくらいあるのではないでしょうか?
どの月に産んだとしても、いいところはある!
筆者は長男を4月、長女を12月に出産しています。長女のときにある人から「お兄ちゃんは4月なのにね。12月じゃ寒くて大変でしょ?」と言われました。そのとき「たしかに」とは思ったのですが、でも冬だからこそ感じられるよさもありました。娘にくっついても苦ではなく、寝ているときやグズったとき、いつでも体をピタッと寄せてあやすことができました。今思い返すと、おそらく真夏だったらできなかったことだと思います。実際に長男は夏にむかう時期だったので、娘のときほどそのようなスキンシップをとっていなかったように感じます。
子どもの誕生月によって育児に差をつけるわけではありませんが、外的要因は多少、当時の記憶に影響していることでしょう。ただどんな季節に出産をしてもわが子とすごす大切な時間、きっとそれぞれにいいところを見つけられるはずです。ママたちの意見を見ながら一番いい月を決めてしまうのもいいことですが、子どもとともに生まれた時期のよさを探すのも楽しみがあることなのかもしれませんよ。
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