まんが【第2話】中学生の娘が加害者に！？　被害者は元ご近所の問題児……「わが子がやった証拠は？」

前回からの続き。中学校に入学して間もなく、長女が職員室に呼び出されました。なんと「Sさんの弟があなたに殴られたと言っている」と、身に覚えのないことで責め立てられたのです。そのことをきっかけに私には過去の苦い思い出がよみがえってきました。

当時、近所に住んでいたおばさんから「Sさん家族とはできる限り関わらない方がいい」と忠告されたのです。Sさんの父親はどうやら訳ありの人だから、と……。そんなSさん家族が、今頃になってなぜ……。私たちが引っ越したことで関わりはなくなったはずなのに。

あまりにひどい学年主任の態度に、私は身体中の血が沸騰しそうな思いでした。なぜうちが謝罪しなくてはいけないの？　いったいあなたが長女のなにを知っているというの！？　しかし学年主任は「実は娘さんは以前にも嘘をついたことがある」と嫌味たっぷりに言い放ったのです。

第3話へ続く。
文、イラスト・猫田カヨ　編集・井伊テレ子

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