子どもが自転車の補助輪を外せるようになるのはいつ頃ですか?
幼児でも体力がついてくると、長距離を移動したいからと「自転車」を欲しがるお子さんもいるでしょう。歩いたり走ったりするよりもずっとスピードの出る自転車。乗れるようになれば、爽快感も味わえて楽しいものですよね。そんな自転車に乗り始めたお子さんをもつママからママスタコミュニティにも質問が寄せられました。
『補助輪を外せるのは、早くて年中、遅くて小1くらいですか?』
幼児の自転車はまずは補助輪をつけて乗る練習をし、乗りこなせるようになってから補助輪を外す、というのが一般的のようです。では、補助輪を外すタイミングや適した年齢はあるのでしょうか。
「幼稚園児で乗れるようになる」との回答が多数
『年長の夏休みに練習始めて、夏休み中に乗れるようになった』
『うちは年少だった。旅行に自転車を持って行ったら、双子の1人はすぐに乗れて、それを見たもう1人の妹も1時間で乗れた』
『だいたいそんな感じだと思う。平均が年中さんかな』
『うちの地域は年中くらいから練習始めるから、その頃にはもう乗れる子が多いかも。小1だと遅いくらいかなー』
『うちの子はみんな年中でとれた』
『そんなもんじゃない? 年少でも補助輪なしで乗ってる子もたまに見かける。私の周りでは、年中から補助輪なしになる子が多い』
すでに補助輪を外した自転車に乗るお子さんをもつママたちからは「幼稚園時代に外した」という回答が多く寄せれています。「平均が年中さん」ということでしょうか。
練習を開始するのには地域差もあるようです。「年中くらいから練習を始めるから、小1だと遅いくらい」というコメントもあります。同年齢のお友達が練習を始めると「僕も! 私も!」と影響を受けることもありそうですよね。お友達と切磋琢磨する中で上達することもあるでしょう。
最初から補助輪は使わず
今回の投稿には、自転車の補助輪を「外す、外さない」以前に「補助輪を使っていない」というコメントも多く寄せられました。
『最近はストライダーとかペダルがないもので練習して、いきなり補助輪なしって子もいるよね。うちは年長で乗れるようになった』
『うちは年少。ストライダーから、補助輪なし自転車でした』
『ストライダーから補助輪なし自転車だったから年中にはもう乗れてた』
『最近は、補助付きの自転車は買わずに、ストライダーなどのペダル無し自転車から補助無し自転車にするのが主流じゃない? うちもへんしんバイクだったから、3歳くらいで自転車乗ってたよ』
『ストライダー乗ってると早いみたいで、友達の子は年少さんで補助輪とってた』
ストライダーに代表されるペダル無し自転車を使用しているお子さんは、乗りこなせるようになると補助輪をつけないまま、幼児用自転車に移行しているようです。ペダル無し自転車は足が地面につく状態で自分の足を使って前進させます。慣れてくると、足を上げたままスピードに乗って進むこともできるので、自転車のペダルに足を乗せているのと同じような感覚が得られるようです。自転車に乗る「感覚」や「バランス」の取り方を体感として会得しているだけに、自転車に移行してもスムーズに乗れるのでしょう。
『年中の頃に最初から補助輪なし自転車で練習させたよ。買うときに「補助輪外してください。処分してください」ってお願いした』
ペダル無し自転車からの移行ではなく「最初から補助輪をつけずに自転車で練習させた」というママもいました。
早い子は2、3歳で乗れることも!
『ペダルなしで練習させれば2歳でも乗れると思うよ。うちは2人とも3歳になりたてくらいに乗れたよ』
『早い子は早いよね。この間、近所の3歳が道で乗ってて2度見しちゃったよ』
2歳で乗れた! というツワモノもいますし、3歳で乗れるようになる、というお子さんも、ちらほらみかけます。
筆者の息子も「ペダル無し自転車」から自転車に乗り換えたため、やはり3歳で乗れるようになりました。しかし、体の小さい息子には、1番小さいサイズの幼児用自転車でも足が完全に地面につかない、というデメリットもありました。安全のために、足先だけでも地面につく自転車を探して購入しました。そんな経験から、3歳で「自転車に乗りたい!」という場合には、お子さんに合った自転車選びに慎重になる必要がある、と感じています。また、同じサイズであってもメーカーによって大きさに若干の違いがあるようです。吟味して選んでみてくださいね。
乗れるようになる時期は個人差も大きい
補助なし自転車に乗れるようになる年齢は、個人差も大きいようです。
『上の子は3歳で乗れたけど、下の子は怖がって乗りたがらなくて、ちゃんと乗れるようになったの1年生になってからだった』
『うちの子は小1で自転車教室に3回行って3回目で補助輪なしで乗れるようになったけど、教室には9歳くらいの子もいたよ』
『卒園間際に乗れるようになったけど遅い方だった。でも本人が乗りたい! って思うと早いと思う。練習して10分しないで乗れるようになった』
『思い切り傾いてるから今日は無理だね~って話してたのに、練習を始めたら1時間で乗れるようになった』
自転車は「早く乗れるようになれば良い」というものでもありませんよね。お子さんが怖がるようであれば、練習を始める時期を遅らせても良いかもしれません。また、乗れるようになるまでの練習は大人の付き添いが必要です。本人のやる気と見守れる環境が揃ったところから練習を開始しても良いのではないでしょうか。
交通ルールを教えることも忘れずに
『最近の子は早いよね! うちはあんまり早く乗れてもヒヤヒヤするから、小学校に上がってから補助輪外すかな』
補助輪を外すとスピードが出るため、小学生になるまで補助輪を外さないというママもいます。お子さんが自転車に乗る環境にもよりますが、交通量の多い場所を走る場合には「あえて外さない」という方法も1つかもしれませんね。
また、早く乗り始めたお子さんに向けて、警鐘を鳴らすママもいます。
『早い子は年少さんとかで外して乗ってるよね。でもあまり早く乗れるようになると、スピードが出るし危ない印象』
早く乗れるようになったお子さんほど、運転に自信もあり、スピードを出したがるかもしれませんね。交通ルールを教えながら、安全に乗ることをきちんと教えていかなくてはならない、と自戒を込めて思います。
自転車は軽車両にあたります。警視庁ホームページにも、
『自転車の交通ルール
➀自転車は、車道が原則、歩道は例外
➁車道は左側を通行
➂歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
➃安全ルールを守る
➄子どもはヘルメットを着用』
と書かれています。公共の場で乗るようになったならば、ヘルメットを着用することをはじめ、自転車で並走しない、左側を通行するなど、基本的な交通ルールをしっかりと教えていく義務があるでしょう。
文・すずらん 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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