生後1ヶ月の赤ちゃんの子育てがうまくできない。旦那さんにも迷惑をかけていると悩むママに、ママたちからはエールも
はじめての育児ではわからないことも多くて、戸惑うことばかりですよね。ときには失敗してしまうこともありますが、「新米ママ」だと思えば、仕方がないことではないでしょうか。でもママの性格によっては、育児がうまくいかないことをやり過ごせず、落ち込んでしまう人も……。ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。
『1ヶ月になる赤ちゃんがいます。私の親にも周囲からも、いい子で育てやすい子と言われるほどで、私自身も娘はかなり良い子だと感じています。この子だからこそ、はじめての育児だけれど、こんな私でも失敗しながらでもやっていけていたと思っていました。それなのに、そんな娘の育児すらまともにできず、失敗ばかり。仕事で疲れている夫を寝かせて休ませてあげるどころか、失敗した私のフォローをさせてしまう始末。こんなにもいい子で手のかからない娘の育児すらまともにできないなんて、自分が情けなくて、娘にも夫にも申し訳なくて……』
投稿してくれたママのお子さんは、周囲からも育てやすい子と言われるほどで、あまり手がかからないほうのよう。それでもママ自身は、自分の育児に自信が持てずにいます。そのせいで、子どもや旦那さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいなことが伝わってきます。
授乳の時間に寝過ごしてしまった。気を遣わせてしまった旦那さんに申し訳ない……
『夜中の2時に授乳した後、寝てくれて、次に起きたのが4時過ぎ。私が時間を1時間勘違いしてしまったせいで、ミルクを作ろうか? と言ってくれた夫。仕事の夫を寝かせたかったこともありミルクを断ったのに、結局ぐずる娘に夫も寝られないまま3時間が経過。考えてもやってみても、上手くいくことより、ダメなことの方が多くて。このままでは娘も夫も私一人のせいで追い詰めてしまう。失敗して、私一人が大変なのはいいんです、自業自得ですから。でもその失敗のせいで、まだ産まれて1ヶ月ちょっとの娘と夫に迷惑をかけたくないんです』
授乳のタイミングを間違えてしまったことで、旦那さん迷惑をかけてしまったというママ。ちょっと頑張り過ぎなのかもしれません。自分で自分を追い込んでしまっているように映りますよね。
育児は旦那さんと2人でやるものなんだよ!
『旦那さんは協力的みたいだし、迷惑なんて考えずに頼った方がいいよ! その方が赤ちゃんのためになるよ? 2人の子なんだから抱え込まずに2人で育てたらいいんだよ!』
『旦那さんに迷惑? 子育ては夫婦2人でやるものだよ。当たり前じゃないの』
『旦那さんだって迷惑に思ってるかわからないじゃん。自分の子どもをママと一緒に育てたいから協力的なんじゃないかな?』
ママができなかったことを責めるでもなく、むしろしっかりとフォローしてくれる、旦那さん。もし旦那さんが男性が育児に参加することに否定的な人ならば、こんなことはしてくれないと思います。ママと一緒に育児をしていこうと考える、素敵な旦那さんではないですか!
生後1ヶ月の赤ちゃんが相手、思うようにいかないことばかりなのはふつうのこと
『最初から上手くいく人はいないよ。みんな、失敗したり悩みながら子育てしているよ。私は3人年子の子どもがいるけれど、育ててみて思ったことは、育児書通りにはいかない! ということ。ミルクをあげたっていい、時間がずれたっていい。何回母乳あげた、何時間寝た、次は何時間後に授乳なんて教科書通りにはそうそういかない。力抜いてもう少し楽に考えていいと思う』
『私の子どもたちも育てやすい子で、周りから「育てやすい子でいいね!」と言われていた。でも「楽でいいね!」と言われてるいみたいで嫌だった。育てにくい子よりは楽なんだろうけれど、でもどんなに育てやすい子でも育児は大変だよ!』
生まれて間もない赤ちゃんの面倒を見ているのですから、ママが思うようにできないのは仕方ありません。周囲の人の意見や育児書に書いてあることはたしかに参考になるでしょう。でも赤ちゃんにも個性がありますよね。みんなが育児書通りにいくとは限りません。思うようにいかないのが育児。そのくらいに考えてもいいのかもしれません。
思い切って夜はミルクに変えてしまうのもアリでは?
ママは夜中の授乳についても旦那さんにも迷惑がかかってしまうと悩んでいます。
『寝る前だけでもミルクに変えちゃえば? うちは2ヶ月からグッスリ寝るようになったよ』
『ミルクを足したりもっと気楽にやればいいんだよ』
母乳で育てたい気持ちもあるのでしょうけれど、ママが夜中の授乳でこれほど悩んでしまうならば、いっそのことミルクに変えてしまうのもいいですよね。ミルクは母乳よりも消化がゆっくりなので、赤ちゃんのお腹がすくタイミングが遅くなって、それに伴って授乳の間隔も空くこともあるでしょう。
またミルクよりも母乳のほうがいいという「母乳神話」なる通説も存在していますが、母乳とミルクにはそれぞれメリットがあります。母乳の場合には、乳児期の感染症を減らし、発達を促し、長期的に発達がよくなることは科学的にも証明されています。いっぽう、ミルクの場合も母乳とほぼ同じ成分で安心ですし、ママが休息を取りやすくなります。あまり頑張りすぎても産後うつのリスクを高めてしまうので、ミルクを取り入れていくことも検討していきましょう。
どうしても気持ちが落ち着かない場合には
『産後ケアセンターや保健師さんに電話して、相談してみては? 話を聞いてもらうだけでも楽になりますよ』
どうしてもママの気持ちが安定しないならば、保健師さんなどに相談し、話を聞いてもらうのも一手です。また自治体では「子育て世代包括支援センター」が設置されています。ここでは妊産婦や乳幼児の実情を把握して、ママたちの不安や疑問に応じて必要な助言をしてくれます。個別の支援プランを作ってくれたり、保険や医療機関などとの連絡調整も行ってくれます。このような子育てを支援してくれる仕組みを活用することも、子育てをする中では大切なことですね。
もっとまわりを頼っていい
『迷惑をかけ合いながら、家族で成長していくんだよ。今一番大変な時期だろうから、楽をすることに罪悪感を持たないこと。シッターやファミリーサポート、家事だったらお惣菜も使える物は使う』
ママは自分1人でどうにかしようと考えているように筆者には感じられます。でもその気持ちはわかります。筆者も「自分は母親なのだから」という気持ちが強くあるほうで、自分の親や夫に頼ることに抵抗を感じたことがありました。もう子どもは高校生ですが、今振り返ってあの頃の自分にアドバイスができるならば、「もっと他の人を頼っていい。もっと力を抜いていい」と言いたいです。
例えばママが睡眠不足でイライラしたら、赤ちゃんや旦那さんに冷たく接してしまうかもしれません。筆者もどうしてもイライラしてしまって、夫に当たったことがありました。でも「ああ、あんなことを言ってしまった」と後悔するものです。それならば、周りにお願いをしながらママの気持ちを安定させて、家庭内も穏やかになっていた方がいいのではないかと思います。まずはママ自身が、「周りにサポートしてもらってもいい。もっと楽をしていい」という考えにシフトしていけるといいのではないでしょうか。旦那さんは赤ちゃんにとって他人ではありません、父親です。もっと頼ってもいいのです。
関連記事
※義実家 に関する記事一覧- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 育てやすい娘の育児すらまともにできない自分が情けない