<母は毒親なの!?>自信が持てない私。過保護すぎる母との関係で悩んだ日々【後編まんが】
前回からの続き。数年前の話です。母との関係性に悩んでいた私。ある日、ネットサーフィンをしていると「毒親」という言葉に行き当たりました。読めば読むほど、毒親の定義にあてはまる母との思い出。でも……。
掲示板でやりとりをするなかで「わたしだけじゃないんだ」と少し希望が持てました。かといって、母とどう付き合っていくかを考えると、やっぱり胃がキリキリ……。その後、次男を妊娠したタイミングで、田舎にある義実家との同居の話が舞い込みました。
私は「顔が見たいです」という母の言葉はスルーし、「元気にしています」とだけ返事を送りました。その後、結局母との関係性は変わらないまま。それから2年が経ったある日、母は持病の発作により亡くなったとの連絡が入りました。
理不尽な態度をとられても、それが母の愛情だと受け取り、粘り強く向き合えばよかったかもしれません。だけど私にはそれができなかった。過干渉でヒステリックな母。そして私が幼少期のころのやさしい母。いいことも悪いことも。いくら物理的に離れようとしたところで「母」という存在は私の中に入り込んできます。それは母がこの世にいなくなってからも変わりません。やっぱり私は、心のどこかでは「母は毒親じゃない」そう信じていたかったんだと思うのです。
脚本・中谷綾乃 作画・善哉あん 編集・Natsu
【つぎ】の記事:【前編】ネグレクトの記憶がチョコレートでよみがえる。私は愛されていなかったのかな…… #毒親日記 【ケース33】
※この漫画は知人の話を元に作成しています。
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