自分が卒園した幼稚園に通わせたかったのに面接で大失敗。もう不合格間違いなし……
どうしても子どもを入園させたい幼稚園があるならば、合格できるように子どもと親が一丸となって準備しますよね。しっかりと面接練習までして本番を迎える家庭も少なくないと思いますが、当日になって子どもが想定外の行動を取ってしまった! なんてことも……。ママスタコミュニティにも、幼稚園の面接に関してこんな投稿がありました。
『子どもを通わせたいと思う幼稚園の面接に行ってきたのですが、名前を聞かれたとき「〇〇レンジャー!」と言ってしまいました。その後は園庭に飛び出してしまったり、折り紙の色を聞かれたら(「あおいろです」「あかいろです」ではなく、〇〇レンジャーにかけて)「ブルー」とか「レッド」と言ってしまったり散々でした。先生にも注意されてしまい、親子共々落ち込んでいます。
園の方針は以下です。
・ふざけないで一生懸命やろう
・お友達と協力して仲良く過ごそう
・基本的な生活態度を身につけよう
たぶんうちの子には合わないので、不合格にされます……。面接終了後にどうして真面目にやらないのかと叱りつけてしまい、泣かせてしまいました。練習してきたのにショックだし、なぜきちんと面接できないのかと幼稚園から遠回しに言われた気がします』
これまでの努力の成果を発揮できずに、面接を終えることになってしまったそうです。挙げ句の果てに先生にまで注意をされてしまう始末。もはや絶対に不合格になると思ったら黙っていられなかったのでしょう、我が子に怒りをぶつけてしまったそうです。
ママが怒りたくなる気持ちもわかる
『練習の成果が発揮できなかったのは辛い。できるはずなのにできないときはあるよね。私もそんなときは、悲しくて落ち込む』
『普段はそんな感じではないから、ママもがっかりしているんじゃないの? ここぞ! というときにふざけてしまう子はいるもんね』
練習ではちゃんとできていたのに、なぜ大事な本番ではできないの? という気持ちほど割り切れないものはありません。いつもどおりできていればきっと合格できたはずと考え出すと止まらず、諦めがつかないに違いありません。
『その幼稚園は私や妹が通ってきた園ですし、理事長に顔を覚えてもらっていたんです』
自身が卒園した園であれば、思い入れもひとしお。だからこそ、我が子にもその幼稚園で学んでほしい気持ちが強かったのでしょう。余計に悔しいのでしょうね。
逆に不合格になってよかったと思うこともある
でも他のママからはこんな指摘もあります。
『その幼稚園は向いてないのでは?』
園の雰囲気や教育方針を見ると、元気いっぱいといった様子のママのお子さんは園に合わないかもしれないとは考えられませんか? たとえ合格できなかったとしてもご縁がなかっただけ、むしろ違う幼稚園の方がいいという場合も……。ママたちからも同様の声がいくつか届きました。
後になって子どもが窮屈な思いをしないで済む
『のびのび系の幼稚園に入れてあげよう。そこに入れると親子で苦労するのが目に見えている』
『ママの子はふざけたり活発に動いたりしたいタイプみたいだから、入園できても窮屈になると思う』
ママのお子さんは活発そうなので、それを思うぞんぶん発揮できる幼稚園の方がいいかもしれませんね。ママが希望する幼稚園の教育方針に「ふざけないで一生懸命やろう」とあります。本人にその気がなくても、元気すぎる言動を「ふざけている」と誤解され、先生から叱られてしまったら……。そんなことで我が子が辛い思いをしたり、のびのび過ごせなくなったりしては可哀そうです。泥んこになって園庭を裸足で駆け回れるような、活発な子向きの園もあたってみてはどうでしょう?
他の子と比較してママがストレスを感じなくてもいい
『落ちた方がママ親子のためかと。入っても子どももストレスだし、ママも他の子と比べて怒ったり、親子でストレス抱えそう』
もしもまわりが幼稚園の教育方針に沿ってきちんと、大人しく園生活を送る傾向の子ばかりだった場合、「どうしてうちの子はちゃんとできないのだろう」と事あるごとにイライラしてしまうかもしれません。よその子と比較してイライラする、またそのイライラが子どもに伝わってしまうといったことは、できれば避けたいですよね。
幼稚園や学校は子どもが学ぶ場所。子どもの成長を1番に考えよう
そもそも幼稚園とは、子どもがそれぞれに合った環境下で心身共に健やかに成長できるように通わせる場所。せっかく通わせるならば、子どもがその子らしさを発揮し、のびのび過ごせる環境が理想的ですよね。
筆者にも子どもがいて、やはり自分の出身校(筆者の場合は高校入試のときに思いました)に通ってほしいと思ったことがあります。でも子どものタイプと校風が合わないと感じて、ある時点から無理にその高校を勧めることは止め、思い切って「応援者」になろうと思いました。そうしたことで、子どもにとってのベストを選べるようになったと思います。結果的に筆者の出身校ではない高校に進学しましたが、今ではそれでよかったなと感じています。
文・こもも 編集・blackcat
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