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【前編】運動制限のある子どもを支え続けたのに、元旦那からは労いの言葉もなし。モヤモヤしてしまいます

「嫁のご飯のほうがおいしい」という旦那のひと言に義母が激怒!旦那の代わりに私が謝るべき?①
死が二人を分かつまで……と永遠の愛を誓い合ったとしても、どうしてもうまくいかずに夫婦としての関係を終えるのは決して珍しいことではありません。夫婦にはさまざまな形があるのと同じく、離婚後の二人の関係性もまた千差万別かもしれませんね。

『6歳の子どもが去年大きな手術をしました。1年間の運動制限があり、子どもも我慢をしていました。コロナのせいでなかなか病院に行けなかったのですが、今日ようやく運動制限解除となりました。明日からは自由に動くことができます。ホッとしました。朝、元旦那から電話があり「がんばってね!」と、そして病院が終わったあとも「よくがんばったね! よかったね!」と話していました』

今回お悩みを投稿したのは、離婚歴があるママさんでした。お子さんは大きな手術後に運動制限をされていて、親子ともに大変な時期を過ごしたようです。無事に運動制限が解除され、元旦那さんからはお子さんに対して“優しい父親”としての電話があったのだそう。しかしこのことが投稿者さんの心にモヤモヤを抱かせてしまったようです。

子どもには優しい父親、でも元妻には……

投稿者さんは話を続けてくれました。

『しかし私にかけられた言葉は何ひとつありません。元旦那は私がやることはすべて当然のことだと思っていて、それも離婚の理由です。でも今回ばかりは「今までありがとう」くらいはあってもよかったと思います。子どものためだし、元旦那に感謝されるためにはやっていない。でもいろいろと大変な1年でした。まだ完治ではないので、今後もいろいろとありますが頑張らなきゃ。気の遣えない元旦那め、嘘でもいいから「ありがとう」くらい言え! そう思ってしまった……』

お子さんに対して「がんばったね!」と優しく声をかけられる、いい父親という一面を持っている元旦那さん。しかしながら一方で、元妻である投稿者さんに対しては結婚しているときから「やって当然」との姿勢を崩さなかったのだそう。一事が万事そんな調子であることに耐えられず離婚した投稿者さんでしたが、今回ばかりは「ありがとう」のひと言があってもよかったのではないかと話してくれました。母親として病気のお子さんをひとりで支えたのですから、そう思ってしまうのも無理はないのではないでしょうか。

気をつかえない元旦那にモヤモヤするママたち

『まだ子どもに電話がくるだけマシだよ。うちなんて離婚してから子どもの誕生日も卒入学などの節目のときも、電話1本よこさない。「養育費? なにそれ?」って感じです。どこかで不幸になっていて欲しい』

『うちの元旦那もまったく気が遣えない人だわ。久しぶりに「運動会はやるの?」って連絡が来たから時間を教えてやったのに、ドタキャンしやがった。子どもに「父親が見に来る」なんて言わなくてよかったわ』

離婚した元旦那さんにイライラを募らせるママたちの不満が大爆発! 誕生日にも電話すらなかったり、運動会を見に来る予定をドタキャンしたり……。お子さんに対しての積極的なアクションを起こさない元旦那さんもいることから、「お子さんに対していい父親でいるだけまだマシでは?」との意見も飛び出したようです。いずれにしても離婚した元旦那さんに対してモヤモヤを抱えるママたちは、意外と少なくないのかもしれませんね。

ストレスをためないために、割り切ろう

『投稿者さんお疲れさま。そんな人だと割り切ったほうがいいよ。ストレスがたまるだけだよ』

腑に落ちない気持ちを抱える投稿者さんに、なかば諦めのような声もかけられました。相手に対して期待をしてしまうと、それが裏切られるとがっかりしてしまうものでしょう。最初から期待をしていなければモヤモヤも少なくできるのかもしれませんね。この意見に対して投稿者さんがコメントをしてくれました。

『そうですよね。割り切っているつもりでしたが、少しだけ期待してしまいました。馬鹿な自分です。存在を忘れます』

「期待などしていなかったはずなのに、心のどこかで優しい言葉をかけてもらえるのを期待していたのかもしれない……」と振り返る投稿者さん。お子さんのお世話を一生懸命に続けてきたからこそ、思いやる言葉をかけてほしかったと考えるのはごく自然なことではないでしょうか。

相手にハッキリと言う

『男ってそんなものかも。私ならどうせ離婚しているんだし、「私には何か言葉はないの?」って言ってしまうかな。気づきを与えてやらなくちゃ』

「自分だったらハッキリと言う!」と主張するママさんも。ひょっとしたら元旦那さんも悪気があって投稿者さんへの言葉を避けているわけではないのかもしれません。お子さんへの想いがいっぱいになって、そこまで気持ちが回らなかった可能性もありますね。
しかし……。

『前の私なら言っていました。でもどうせ言っても無駄だなと思うし、成長しない奴だなと思って黙りました』

投稿者さんは元旦那さんに言葉を促そうとはとは思っていないのだそう。「言うだけ無駄」という気持ちが大きいようですね……。このひとことが投稿者さんの離婚前の夫婦生活の様子を物語っているようにも思えます。

元旦那さんの行動にモヤモヤを覚えつつも、どこか諦めているような雰囲気を隠し切れずにいる投稿者さん。ママたちからは「投稿者さんは正しかった」との声も聞こえてきたようですよ。投稿者さんの正しかったこととは一体……?

後編へ続く。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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