雨宿り中、小学生男子たちに遭遇!いきなりはじまったのはまさかの○○!?
息子と公園に遊びに行ったときのことです。夕方になってそろそろ帰ろうとした矢先に、予報にはなかった夕立が。雨宿りをして小降りになるのを待っていました。
10歳くらいの男の子たち数人も慌ててあずまやに駆け込んできました。どうやら、家へ帰る途中で雨に降られて避難してきたようです。
不憫に思ったのですが、男の子たちは不安がる様子もなく、すぐにそれぞれスマホを取り出して……!
男の子たちみんなが家族と連絡がつながったようで、電話の先のお母さんと話す声が聞こえてきます。
(しっかりしているなあ……!)
男の子たちが状況を見て自分の安全確保をしつつ、親御さんに心配をかけないようにすぐ連絡をしている様子を見て、私は感心しました。
きっとこんなに立派に対処できる息子さんたちなら頼もしくて安心だろうなぁ。私の息子は今まだ3歳だけど、もう10年もしないうちにこんなに成長するのかな? 楽しみだなぁ。
そんな風に微笑ましく男の子たちが電話をする姿を私は眺めていました。
しかし、それぞれが親御さんから了承を受け電話を切った後、思いもよらぬことが起きました。
男の子たちはお互いにニッと笑い合い、次の瞬間……!
別人のようにずぶ濡れになりながら鬼ごっこを楽しむ男の子たちに私は呆然としてしまいました。息子も見習って成長してくれたらなんて思っていたけれど「早く帰らなくてよくなったから!」と喜んで遊ぶなんて本末転倒な気が……。
そこへ……。
そうしているうちに、きっと心配して駆け付けたのでしょう。ひとりの男の子のママらしき女性が公園へやってきました。
やはり男の子たちの様子が衝撃だったのか、ぴたりと動きを止めて固まってしまった背中がとても印象的でした……。
小学生男子、油断ならないなと思い知らされました。うちの息子がこうなるのもすぐなのかな(笑)。
脚本・たかおぎなる 作画・Ponko