<義妹に嫉妬>里帰り出産した義妹の態度に過去の体験が蘇る「私は大変だったのに」【後編まんが】
前回からの続き。これは数年前の話です。義実家で里帰り出産した義妹。至れり尽くせりの産後を過ごしている彼女を見ているとモヤモヤしてきます。しかし義妹はそんな私の気持ちも知らず、こんなことを話しかけてきます。
この辺りで不満が最高潮に達した私は、つい本音を漏らしてしまいました。 私が里帰りして両親に甘えることができなかったのも、息子が寝ない赤ちゃんで苦労したことも、義妹が義両親と仲良く子育てしていることも、すやすや眠る育てやすい赤ちゃんであることも、全て、比べても意味のないこと……でも、やりきれない。
ちょっと信じられない話でした。うちの夫は生まれて間もない息子に会いたいと言って、毎日産院に通ってくれました。退院して自宅で過ごすようになってからも、おむつを替えたり、抱っこしたり、ガラガラであやしたり……。私もそんな夫と息子を見て、何度心癒されたことか。 なので、義妹の旦那さんがまったくわが子に興味を示さないことに衝撃を受けました。
そして、先ほどの義妹の「何だか不安で……」という言葉を思い出しました。
私は実家に頼れないけれど、その分、夫が育児を進んでやってくれる人でした。その点ではとても救われています。
夫の協力は得られるけれど、実家に頼れない私。 実家は頼れるけれど、夫が育児に全く興味のない義妹。 そこで初めて私は(ああ、比べても意味がないな、どっちも大変だ……)と実感しました。
子育ての大変さは、ある一面だけ見てもわからない。みんな、いろいろな不安や苦労を抱えながら、一生懸命わが子を育てている……。 最後に義実家を去る際「あの、さっきはごめんなさい……頑張ってください……!」 そう言うと、義妹は穏やかな笑顔を私に向けてくれました。
子どもを育てている人は、みんな「育児」という人生の一大プロジェクトに取りかかっている仲間。
立場は違っても、優しい心で見守り合って、頑張っていけたら……そう、心の中でつぶやきました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・水戸さゆこ 編集・横内みか
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