レシピに書かれた“卵黄”……ママたちは余った卵白をどう使っているのか?
お菓子作りに使ったり、しょうゆに漬けたり、パスタやどんぶりにポンと乗せるだけでSNS映えする料理にしてくれる名プレイヤー「卵黄」。しかしレシピに全卵ではなく卵黄と書かれていると、一瞬悩んでしまうママも少なくないはず。卵黄と卵白に分け、卵白はラップをしてとりあえず冷蔵庫へ……。目の前の料理に集中するも、冷蔵庫にいれた卵白の使い道はどうしようかなと気になってしまうこともあるでしょう。
ママスタコミュニティのママたちは、とりわけた卵白をどのように活用しているのでしょうか?
素材そのものを大事に
余った卵白は、あまり手を掛けずに食べると答えてくれたママたちの声を聞いてみましょう。
『黄身のない白身焼き。意外と子どもが好きだよ。黄身がないからお皿あんまり汚さないし』
『白身だけの目玉焼きみたいな感じで、そのまま焼く』
『目玉焼きに追加する。白身多めの目玉焼き。子どもが黄身より白身が好きなので』
あまり手を掛けずに卵白を美味しくいただく方法として、まずあげられたのが白身焼き。シンプルな料理ですから、その日の気分によって味付けを変えられるのもいいですね。そして濃厚な黄身より、あっさりとした白身が好きなお子さんも少なくないようです。
また素材そのものを大事にするあまり、そのまま飲むというママたちもいましたよ!
『めんつゆの中に入れて、その場でツルっと飲む』
『薬だと思ってそのまま飲む』
『その場でツルッと飲み干します。捨てるのはもったいない』
手を掛けずにそのまま飲むと話してくれたママたち。もしかしたら冷蔵庫にいれることもなく、そのまま胃袋へ直行なのかもしれません……。ドゥルンとしたあの独特な喉ごしが苦手なママとっては、難易度の高い方法と言えそうです。
料理に足すママたち。その使い方とは?
全卵にまぜてかさ増し活用
『チャーハンとかハンバーグとか作るのに足しちゃう』
『卵白はとっておいて、卵焼きを作るときに入れている』
『全卵を足して、卵焼きにすればいいじゃん!』
卵白としての使い道を考えるのではなく、全卵に足してかさ増しする方法を教えてくれました。卵白の割合が少し多くなりますが、料理にすればあまり気にならないそうですよ。
汁ものにそのままイン
今回のトピックでは、「味噌汁に入れる」と教えてくれたママたちが大多数を占めました。
『味噌汁にいれてしまう』
『次の日の朝ごはんでスープに入れるかな』
『汁物に入れることが多い』
『うちも汁物に使う!』
『味噌汁に入れると家族が喜ぶよ』
朝昼晩の三食の中で、献立に汁物を取り入れることは珍しくありませんよね。その際にそのまま卵白を具材として入れれば、あまり手を掛けることなく栄養価の高い汁物を作ることができそうです。特別な材料を用意しなくてもいいので、気軽に試せそうなのがいいですね。
もったいないとわかっているけれど……
卵白の活用法で盛り上がるママたちですが、なかには「ごめんなさい」とつぶやくママたちもいまいした。
『捨てちゃう……ごめんなさい』
『前は使っていたけれど今は捨てている。なんならシンクの上で卵白をそのまま落としている』
『捨てる。もったいないことはわかっているのだけれどね』
もったいないとわかっていながらも、使い道のない卵白は捨ててしまうと話すママたち。その理由を次のように語ってくれました。
『食べられるか食べられないかじゃなくて、今使うか使わないかで決めている』
『用途がないから捨てる』
使い道がない卵白は捨ててしまうと話すママたち。もし使い道が明確になれば、卵白に「ごめんなさい」とつぶやく必要もなくなるかもしれませんね。
余り物ではなく、卵白メインの使い方を考えてみよう
そこでお菓子作りが好きなママたちが、卵白が主役のお菓子を教えてくれましたよ。卵白は捨ててしまうと話すママたちの心に響くのでしょうか?
『シガレットクッキーをよく作るよ。大好きなの』
『マカロンの材料にも使えるよ』
『メレンゲクッキー作るよ。卵白と砂糖でメレンゲ作ってオーブンで焼くだけ。さっくさくで好き』
『ラングドシャクッキーを作ります』
『シフォンケーキを作るときは、卵白を1.5~2個分多く使うと口の中で溶けるくらいフワッフワにできる。うちは通常レシピより、卵白多めの方が好きなの』
卵白をメインで使うお菓子を教えてくれたママたち。マカロンやラングドシャクッキー、紙巻きタバコをイメージした形のシガレットクッキーは、全卵ではなく卵白が主役のお菓子です。これらのお菓子は主材料が卵白ですから、料理に卵黄を使う日に合せて作るお菓子として覚えておくのはいかがでしょうか。そうすれば卵を丸々1個、余すことなく美味しくいただくことができますね。
『今まで汁物にくらいしか入れてなかったけど、卵白でラングドシャクッキーが作れることを知らなかった。ラングドシャクッキーはとても好きだから今度は絶対作る!』
ママスタコミュニティのママたちからは、「卵白の使い方が毎回同じになってしまい、冷凍しても使い道がなく結局捨ててしまっている」と話してくれた方もいました。今まで知らなかった卵白の使い道を知ることで、捨てることなく活用できそうですね。卵黄を使うと卵白が余ってしまう……と考えるのではなく、卵黄を使うときは合せて卵白があるからこそ作れる料理やお菓子に目を向けてみてはいかがでしょうか。もしかしたら卵の新たな魅力を知ることができるかもしれません。
文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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