小学1年生の娘が知らない人から声をかけられた!不審者として連絡するべき?
子どもが巻き込まれる事件や事故をニュースで見ると、親としては自分の子どもが心配になってしまうことってありますよね。特に登下校のときには、親や先生が近くにいないこともあるので、余計に不安に思ってしまうことでしょう。あるママさんのお子さんも登校時に怖い目にあったようで、とても心配しています。
『小学校1年生の娘がいます。登校時、知らない男の人に「こんにちは」と声をかけられたと言っていて、その際に肩を軽く叩かれたそうです。朝は近所の子たちと行くのですが、帰りはみんな学童なので1人です。帰宅してから話してくれて、少し怖かったようで泣きそうになっていました。寝る前に「防犯ブザーはここを引っ張ればいいんだよね?」と確認してきました。正直不安です。明日は学校まで送ろうと考えているのですが、その際に学校に相談してもいいのでしょうか? この程度で連絡を入れるのは非常識なのか、悩んでいます』
お子さんが知らない男性から声をかけられ、肩を叩かれて怖い思いをしたそうですね。学校に相談すべきか悩んでいるママさんに、ママスタコミュニティのママたちからは早速アドバイスがありました。
早く連絡を!ママさんに連絡を促すコメントも
『早く学校へ連絡を!!! きっと学校は警察に連絡して、見回りの強化をしてくれるはずだよ。うちの地元でも未遂があって、当分の間はパトカーや自転車の警察官、横断歩道付近には蛍光ベストを着た見守りしてくれる人がいた』
早く学校に連絡をして! とママさんに連絡することを促すようなコメントがありました。たしかに学校に連絡をすれば警察や自治体などにも連絡がいくでしょうし、連携して対策をたててくれそうですよね。では学校に連絡をすると、具体的にどんな対策をとることができるのか、ママたちが教えてくれています。
学校に連絡をすれば他の家庭でも気をつけることができる!
『周りへの注意喚起になるし、言った方がいいと思う』
『学校にも即連絡して欲しい。朝行ったときでも、朝一の電話でもいいから。ママさんの行動で子どもたちが守られるよ』
警視庁をはじめ、各都道府県の警察署、地方自治体、学校などが、不審者情報や犯罪の発生情報を配信している「防犯メール」。子どもの安全を考え、なにかしらの配信サイトで登録しているママも少なくないのではないでしょうか。こういったもので不審者の出た地域の親も情報を知ることになり、親から子に伝わって子どもたち自身も1人にならないようにしたり、知らない人に気をつけることができそうですね。そうなればママさんのお子さんだけでなく、他の子どもたちも危険から守れるでしょう。そのためにもママさんの連絡は必要といえますね。
地域ボランティアの人だったらどうしよう……と思っている場合
『うちの地域はボランティアさんが所々にいる。子どもからすれば知らないおじさんだけれど、ボランティアさんからしたら地域の子どもを守っていることになる。一度学校と役所に問合せてみたらどうかな?』
文部科学省の学校安全の推進に関する計画に係る取組状況調査(平成30年度実績)では、安全確保のための登下校方策を恒常的に実施した学校の割合は約95%、そのうち保護者や地区の人々、ボランティア等による同伴又は見守りを実施した学校の割合は約76%となっています。もしかするとお子さんが会った男性も、地域のボランテイアのひとりだった可能性も否定できません。お子さんが1人でいたので、心配になって声をかけてくれたとも考えられます。お子さんからの話で不審者かどうか自信がもてずに電話をためらっているのであれば、学校に連絡する際に「もしかしたらボランティアの人かもしれない」と伝え、確認をしてもらうのもいいですね。もしボランティアの人だったならばお子さんもひと安心ですし、違っていれば「不審者かもしれない」と気をつけておくこともできそうです。
心配に思うママさんにできることは?
しばらくの間は学校まで迎えに行く
『帰りは迎えに行けないのかな?』
『送迎ができるなら、しばらくはした方がいいと思う』
下校時に1人になってしまうお子さんを、学校まで迎えに行くとお子さんも安心できそうです。しかし仕事をしていると毎日迎えに行くのは難しいかもしれません。もし身内や友人など頼れるような人がいるならば、今回のことを話してお迎えの協力をしてもらうことも考えてみてはいかがでしょうか。
防犯グッズを増やすなど見直す
『うちの学校では防犯ベルではなくて、笛みたいな物も配られるようになったよ。防犯ベルを鳴らすのは勇気いるし、あれはいいと思う』
お子さんは防犯ブザーをすでに持っているようですが、防犯ホイッスルを持たせているママもいるようです。お子さんが身の危険を感じたときに知らせる選択肢を増やすために、防犯グッズとして防犯ホイッスルも一緒に持たせてもよさそうですね。また今持っている防犯ブザーで不審者対策をするにしても、電池がつくか作動確認するなど、定期的にチェックをすることは忘れないようにしておきたいですね。
その後学校に連絡をして、しっかり対処してくれることになりました!
その後ママさんから投稿があり、学校や警察が対応をしてくれることになったとの報告がありました。
『遅くなってしまったのですが報告させてください。その後学校へ報告し、メール配信+警察からの注意喚起をしてもらえることになりました。皆さんありがとうございました。先生方も詳しく聞いてくださり、親身になっていただいて本当に伝えてよかったです』
ママさんが学校に連絡をしたことで、不審者と思われる人物がいることを学校も把握することができました。子どもを守るためには学校や警察、そして地域住民などさまざまな人たちの連携が必要でしょう。今回のママさんの行動は多くの人が情報を共有するために、とても重要だったといえるのではないでしょうか。
筆者の子どもが小学校に通っていたときも、不審者の情報は学校からの手紙だけでなく、自治体でも把握してメールがくるようになっていました。そうすることで各家庭で気を付けるようになりますし、自分自身も通報してくれた人には感謝の気持ちがありました。地域で共有したい情報はどんどん知らせていくことが、地域や子どもの安全にもつながっていきます。皆さんのまわりで万が一同じようなことが起きた場合には、迷わず学校や警察などへ連絡をすることが大切ですね。
参考:ALSOK 身近な犯罪情報をすばやく入手!地域の「防犯メール」を活用しよう
参考:文部科学省 学校安全の推進に関する計画に係る取組状況調査【概要】(平成30年度実績)
文・こもも 編集・古川純奈
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