怖い話のおかげで高校生の娘と久々の触れ合い……のはずが思いがけない展開に!?
テレビでホラー系の番組が放送されており、わが家でも高校生の娘と見てドキドキを楽しんでいます。
この日も、実話をもとにした怖い話の特番が放送されていて見ていたのですが……。
体験談はいつにもましてゾーッとする内容でした。すっかり肝が冷えて暑気払いができ、さてそろそろ寝ようかと思ったときでした。
娘が申し訳なさそうにしながら、私と一緒に寝たいと言ってきました。どうやら、先ほど見たテレビが少々娘には怖すぎてひとりで眠れなくなってしまったようなのです。
娘は私にとってそれはもう小さなころからずっとずっと可愛い子で、赤ちゃんの頃からスキンシップを欠かしたことはありませんでした。スキあらば抱っこしたり抱きしめたり……触れ合いをめいっぱい楽しんできました。
しかし中学生くらいになったころから、心は反抗期にさしかかり、あわせて体も大人に成長していってしまって……。その過程でだんだんとお互いに気恥ずかしくなり気がつけばスキンシップも気軽にはできなくなっていました。そんな今の状況が、少し寂しいなと思っていた矢先の添い寝のお願い。私もつい照れくさくなってしまって、娘をからかうような反応をしてしまいましたが、久々に娘と一緒に寝られる! ととても嬉しくなって快諾。スキンシップができることはもちろんだけれど、普段できないような話もゆっくりできるかな? まるでお泊まりでパジャマトークをするかのようなワクワク感を抱きながら、娘には先に布団へ入ってもらい、急いで私も寝る準備を進めました。
そして、いざ娘と添い寝ができる……「お待たせ!」と布団へ戻るとまさかの……
すでに熟睡!!
どうやら一緒に寝られるとわかっただけで安心したようで、私の布団ですぐに夢の中へ……(笑)。
パジャマトークは叶いませんでしたが、久しぶりに娘の寝顔をゆっくり眺めることができて幸せな気持ちになれました。
どれだけ大きくなっても、時に生意気な口をきいたとしても、やっぱりいくつになっても私にとっては可愛くてたまらない娘だと改めて感じました。
原案・ママスタコミュニティ 作画・Ponko