娘のイヤイヤ期に日中のワンオペつらい！夫から助言……「机上の空論」？【子育てなるほどエピソード】

イヤイヤ期の子どもと過ごす日中は戦場です。あれもこれもイヤだと泣きわめき、一息つく暇もありません。そんな日々の中で心に余裕などあるはずもなく、私は毎日娘と喧嘩ばかりしていました。一日の終わりには体力も気力も尽きていて、唯一の癒しは夫との会話でした。今日がいかに大変な日だったのかを吐き出し、「そうだったんだ、大変だったね」と一言もらえれば、明日も頑張れる……。
しかし、夫から出るのは共感ではありませんでした。２歳児の機嫌に振り回されず、内心イライラしていても、時には甘えさせてあげるべきではないかと言うのです。
夫がいない時間、私がどれだけ手を尽くし試行錯誤を繰り返しているのか、夫自身は見ていません。万策尽きた状態の私にとって、夫の言うことは「机上の空論」「現実を知らない理想的育児」のように聞こえました。

日中子どもと過ごしていない夫にアドバイスされると、今でも正直ムッとしてしまいます（笑）。
「なによ！　見てないくせに！」と言い返したいところをぐっとこらえて、少しだけそのアドバイスを受け入れてみると、意外なことに八方ふさがりに思えていた状況が好転することが多いのです。
夫はあえて私と同じ目線に立たず、違う視点から子どもを見てくれている心強い味方なんだと思うようになりました。

文、作画・カヲルーン
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