セックスレスだけど、二人目がほしい!調査では「セックスなしで妊娠したい」人も多数
「二人目不妊」という言葉も知られるようになりましたが、なかなか次の子どもを授かれないことに悩む家庭は少なくないようです。不妊につながる身体の不調があったり、年齢的なものがあったりと原因はさまざまでしょうが、セックスレスもそのひとつかもしれません。
二人目がほしいけれど、ダンナに話を切り出せない……
ママスタコミュニティにも「二人目がほしい」と悩むママからの、相談が寄せられました。現在34歳でダンナさんは40歳とのこと。
『そろそろ二人目がほしいと思うのですが、一人目を妊娠して以来セックスレス。どちらもあまり性欲が強くないせいかもしれません。ダンナとはそういう話をいっさいしないので、二人目がほしいという希望も伝えられないまま。ダンナはもう子どもはいらないのかも、と思うとよけいに言えなくて……。友人から「二人目を妊娠した」とか「今、妊活中」という話を聞くと、うらやましくて仕方ありません』
年齢的なことも気になっているという投稿主さん。一般的に女性がもっとも妊娠しやすい年齢は20歳前後。30代後半以降は、年齢を重ねるにつれて妊娠が難しくなるとされています。
現在34歳の投稿主さんの年齢を考えると、妊活をスタートさせるならできるだけ早めがよさそうです。
『私もそれで体外受精をしたわ。二人目は35歳で産んだ。ダンナの精子がなくなっている場合もあるよ。のんきだな』
『セックスレスなら、もう人工授精でもよいんじゃないの? うちの二人目は、人工授精だよ。1回で妊娠した』
コメントをくれたママたちの中にも不妊治療の経験者がいました。人工授精・体外受精で生まれる赤ちゃんは、今や珍しいものではないようです。
調査では「セックスなしで赤ちゃんがほしい」女性が半数以上
投稿者さん夫婦の場合は現時点でセックスレスというだけなので、自然妊娠する可能性はゼロではないかもしれませんね。
世間には同じようにセックスレスというカップルも、少なからずいるようです。妊活情報誌『赤ちゃんが欲しい2020夏』(主婦の友社)が発表したアンケート結果が、こちらです。
「セックスの頻度はどれくらい?」という質問に対し、「月1回未満」と回答した人が3割近く。「月に4回程度(5.5%)」「月に5回以上(16.7%)」を合わせた“週に1回以上”のカップルは、およそ5組に1組と少数派でした。
さらに「セックスしないで赤ちゃんを授かりたいと思うことがありますか?」という問いに、「とても(22.2%)」「何度か(33.3%)」を合わせた「思ったことがある」人は、全体の半数以上。投稿主さんはまさにこのタイプかもしれません。
株式会社主婦の友社発行『赤ちゃんが欲しい2020夏』アンケートより
2020年4月メルマガ会員を対象に実施
夫婦で話し合うことが第一歩。抱えてきた思いを伝えよう
悩む投稿主さんに対して、核心を突くような意見もありました。
『二人目をどうするか決めるなら、早く動き出さないと! ダンナと意見が合って“作ろうか”となっても、すぐにできるとは限らないよ。年齢的なことも考えて、なるべく早めに話し合いをしたほうがよいと思う』
『治療を開始するのも、早ければ早いほどよいよ。「なかなか言い出せなくて」って、そのまま言わずに後悔するくらいなら、言って後悔するほうがまだよくない? 今日にでも言ったら?』
『お友達をうらやむ前に、まずちゃんと夫婦で話し合わないと。ご主人の気持ちを聞いて投稿主さんの気持ちも言って、おたがいの気持ちを確認しないと解決しないよ? 仮に人工授精をするにしても、ご主人の協力が必要なんだからさ。まずはご主人が二人目をどう考えているのか、なぜ今レスなのか話し合ってみて。そこがわからないと、次にも進めないよ』
投稿主さん自身も、夫婦で話し合うことがすべてのスタートだとはわかっていたようです。ママたちの声に背中を押され、ダンナさんと話し合いをする勇気をもらった様子。
『まったくそのとおりですね。まずは勇気を出してダンナに伝えないと、なにもはじまらないですよね。今朝ちょっとダンナとケンカしちゃったので今日言うのは難しいけど、なるべく早めに言ってみようと思います』
改めて話を切り出すのはきっと勇気がいるでしょう。がんばって気持ちを伝えて、お互いが納得できるところが見つかるとよいですね!
文・鈴木麻子 編集・横内みか
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