読書好きな人に対するイメージは?ママたちが語る本への情熱に刺激を受けるかも!
みなさんは本を読みますか? 本を読むのが好きというママも子育て中は忙しくて、本を読む時間がなかなか取れないかもしれません。ママスタコミュニティには
『本を読む人と読まない人の違いって、どんなところに表れると思う? みんなの旦那は本を読む?』
という質問が寄せられました。文化庁の調査によると「1か月に本を読む人と読まない人はだいたい半数ずつ」だそう。ママスタコミュニティに寄せられたコメントを見ると、本を読むママにもあまり本を読まないママにも読書への思いがあるようです。
ママたちが考える、本を読む人の特徴とは?
ママたちが思う「本が好きな人に対してのイメージ」は
『集中力がある』
『語彙力がある』
『知的好奇心と探究心がある』
『読解力と伝える力があると思います』
『人の話を聞くこと、自分の意見を言葉できちんと伝えられるかどうか』
というような誉め言葉が並んでいました。ママたちは本を読む人に、好印象を持っているようですね。
読書はあまりしていない!本を読まない理由は?
『もともとは読書好きだった。お酒を呑むようになってから時間があれば読書よりお酒になって、酔っ払って読んでも内容を覚えていないから読まなくなった。息子も中学生までは活字が大好きで読書をしていたし、かなり本を読み込んでいたから語彙力もある。ネットゲームにはまりだしてからは、一気に読書をしなくなった。主人は自己啓発本をよく読んでいる。向上心は高い。違いとかあるのかな? 読書といっても本の内容によっては、意味も変わってこない?』
『本は好きだけど、なぜか読み続けられない。読んでいてもすぐに気が散ったり違うことを考えたりしてしまい、ずっと同じページを開いたままとか。いつかたくさん読めるようになれたら……と思っている』
『昔から読書は苦手だった。でも電子書籍や携帯小説は読める。なぜだろう。縦読みより横読みが読みやすいと感じます』
『旦那は読まないな。本を読まないと短絡的な捉え方をする気がするけど、本を読むのが好きだと深読みしがちな気もする。たとえばお礼状が届いたら、読んだまま受け取るのが旦那。私は「もしかして迷惑だったのかな?」って深読みしがちな邪魔くさいタイプ(笑)』
『たまに小説を読むと映像が頭に浮かぶけれど、読むことが面倒であまり読まない。テレビを見ている方が楽。私みたいに映像化されても読書が苦手な人もいる』
読書が好きだったけれど、他のことに興味がわいて読書をしなくなったママや、もともと読書が苦手というママもいました。読書が苦手なのに本を読むというママは、読書好きというよりも辛抱強くて、集中力があるのかもしれません。
本を読んでいるとき、頭の中はどうなっているの?
読書が好きなママの頭の中は、どうなっているのでしょうか?
『私は読書が大好き。分厚い小説をいつも読んでいる。読んでいる場面や情景をしっかり頭の中に浮かべられる。でも旦那は、活字が大嫌いでまったく読まない。おもしろくないらしい。「読んでも頭に入らないし、場面が想像できない」って言っていた』
『私も読書好きで、読んでいるときに頭の中に情景が浮かんで、登場人物がその通りに動きます。誰ともこういう話をしたことがなかったから、情景が浮かぶのは普通だと思っていたけど、違うのかな? 読書量で変わったりするのかな?』
『読書中は常に登場人物と風景が頭の中に浮かんでいて、どっぷり読書の世界に浸ってしまう。読んでいておもしろい本は読んだ後の喪失感がすごいです』
『わかる。声も全員違うよね。私も本が好き。旦那は漫画しか読まないけど、活字を読んだときの脳内イメージを話したら「わからない」って言われた。想像力にはかなり影響しているよね』
『私は学生時代には1日1冊読むくらい本好きだった。頭の中に情景が浮かぶというより、世界観に完全に入ってしまう。だからホラーとか読むと精神的にやられるくらいのダメージを受ける。国語の成績だけは常にトップクラスで、大学も国文学を学んでいたよ。旦那はほとんど読まないから「そんな感覚はわからない」っていう』
『昔はよく本を読む子どもだった。今はあまり読まないけど、文章が映像として頭の中に……っていうの、たしかにそうなる。学生時代は国語や現代文が得意だったし、文章を読むのが速い方かも。旦那はたまに読んでいるかな。仕事関係で読まなきゃいけない感じが多くて、好きこのんでっていう感じではない』
『私も皆さんと同じで脳内に映画が再生されるので、読んでいた本が映画化されると「違う!」ってなります』
本が好きなママの頭の中には、自然と情景が浮かぶようです。今まで見たことがあるものが、頭の中で組み合わさった光景として浮かぶのは、想像力が豊かということなのでしょうね。
ノンフィクションが大好き!
なかには、事実や記録に基づいた作品が好きなママもいるようです。
『本は好きだけど、ファンタジーだけは苦手。妄想もしない。ノンフィクションが好き』
『本ならなんでもいい訳ではない。エッセイはあまり好きじゃないから読まない。旦那は一時期ハマって読んでいたけど、今は読んでない』
『私はノンフィクションが好き。だけどなかなかおもしろいと思える本に出会えないんだよね』
『子どもの頃は大地震とか、戦争とか、闘病記とかばっかり読んでいた。20歳を過ぎたときに物語を読んでいたら、自分が今どこにいるのかが分からなくなってしまった。物語を読んだのは、それが最後かな? 子どもを産んでからは、育児本や闘病記を読んだ。ノンフィクションの方が好きかも。昔はエッセイが大好きだった』
『夫婦で活字中毒くらい本が好きだけど、好きな作家もジャンルも違う。私は芥川賞系で、旦那は直木賞系。ストーリーで読む』
情景を思い浮かべるのではなく、文章自体を楽しむママもいるようです。そういう方にとってみれば、本を楽しむのに情景は必要ないのでしょうね。
読書愛に満ちたママたちのコメントは、本への渇望が沸き上がるものばかりです。筆者も思わず、家にあった読みそびれていた小説を手に取り、読書に没頭してしまいました。忙しい毎日ですが、時間が空いたときにはお好きな本を読んでみてはいかがでしょうか? はじめて手にした本を読んでもいいし、昔読んで面白かった本をもう1度読んでもいい。充実した時間を過ごせるかもしれませんよ。
文・岡さきの 編集・藤まゆ花
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