2020/04/11

旦那さんの危機感のなさにママがイライラ……。コロナ離婚危機を乗り越えるためには？

pixta_17841477_M

コロナウイルス感染拡大の予防策として、会社に出勤せず自宅で仕事を行うテレワークを実施する企業が増えたり、外出自粛要請が出たりと、家族全員で過ごす時間が増えています。4月7日には政府から、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7つの都府県に緊急事態宣言が出されました。これにより、家族全員が揃って過ごす時間が今後さらに増えるという家庭も少なくないはず。
そんな中、「コロナ離婚」というインパクトのある言葉がママスタコミュニティに寄せられていました。

『コロナ離婚が流行ってるみたいですね。うちは、コロナ喧嘩が増えました。みなさんのところはコロナが原因の喧嘩はありますか？　離婚を考えることはありますか？』

家族が自宅で過ごす時間が増えた中で、夫婦喧嘩も増えたという投稿者さん。他の家庭でも同じようなことが起きているのでしょうか。

参考：首相官邸｜新型コロナウイルス感染症対策本部（第２７回）

危機感のない旦那にイライラする！

ママたちは、毎日子どもと家族の健康を守るために必死に過ごしているのに、危機感のない旦那さんの行動にイライラが止まらないという声が多く寄せられていました。

『旦那の危機感のなさにイライラが最高潮。じっとしてるのが嫌いだから、週末自粛要請出てるのに出かけたがるし、GWに旅行に行きたいとか言い出した。「田舎の温泉ならいいんじゃない？」とか言ってきてストレスたまる！』

『飲み会に行くのやめてと言っても、「いや、それとこれは別問題」とか言って先週末も行きました』

『昨日飲みに行って帰ってこなかった。もう浮気でもいいけどコロナだけは気管支弱い下の子どもにうつすなって思ってる』

『うちもヤバイかも……。全然自粛しない旦那を心底軽蔑してしまう。大喧嘩して今不仲』

『こういうときにどういう人か本質が見えてくるよね。必死に子どもを守ろうとしているのに、飲みになんて行かれたら一瞬で冷めるよ』

『なんか、口喧嘩は増えたよね……。兄弟げんかや親子、夫婦で。毎日家にいると子どもがわがままばっかり言ってきてイライラする』

離婚に向けて別居しています

すでに離婚に向けて動きだしているというママたちも。有事のときの行動は、その人の本当の姿が見えてきますよね。

『私はコロナを機に離婚するって決意し、これから離婚準備に入るよ。このタイミングで良かったかも』

『本当にコロナウイルスが理由で先月後半に離婚して今は実家に戻っています。子どもがまだ生後6ヶ月なので、自己防衛をしない元夫と意見が合いませんでした』

『うちはコロナ別居だよ。このまま離婚でもいいかなって感じ』

『離婚したいけれど、ATMと思ってもう少し我慢。吸い尽くしてやる』

『あまりに危機感のない旦那と別居中です』

困難がきっかけで助け合う夫婦と亀裂が入る夫婦がある

この緊急事態をどう乗り越えるかは、家族の絆にかかっています。ママたちは困難に直面したときだからこそ、夫婦で助け合い、子どもを守りたいと考えているようです。

『一緒に子どもの命守ろうとしてくれないなんて悲しすぎる』

『なにか困難があったときに、より結束を強めて助け合う夫婦と、より亀裂が入る夫婦があるね。何かあって助け合えないなら一緒にいる意味ない』

『コロナが本性を暴いたんだろうね。コロナ関係なく、離婚する夫婦は離婚するよ』

中には絆が深まる夫婦も！

一緒に過ごす時間が増えて、安心するという声も届いています。こんなときだからこそ、夫婦で力を合わせて乗り越えられたらいいですよね。

『うちはむしろ話題が増えて会話も多くなっていい感じ』

『子どもにはどうしてもイライラすることが増えたけど、旦那はむしろ癒し。家にいてくれるとほっとする』

私たちは今、これまでに経験したことのない毎日を過ごしています。終わりの見えない戦いの中で、不安になることも多いですよね。そんな中で、これまで以上に家族や夫婦で過ごす時間が増えるので、イライラすること、ケンカをすることもあると思います。しかし、今後さらに長い時間を共に過ごすのであれば、たくさん話をしたり、コミュニケーションを取ったり、これまでなかなか時間がなくてできなかったことをしてみてはどうでしょうか。ママたちのイライラの多くが、パパの危機感のなさにあったので、そのことをしっかり話し合い、今のこの状況を共に乗り越えるという同じ気持ちを持つことが大切です。こんなときだからこそ、夫婦として、家族として、気持ちをしっかり共有すると、絆が深まり、離婚を避けることができるのではないでしょうか。

文・鈴木じゅん子　編集・山内ウェンディ