お正月こそ、パパに読み聞かせをお願いしたい!親子水入らずの絵本タイムが楽しめる絵本3選 #ママの悩みに寄り添う絵本
ママは正月休みといえども、年末年始も家事や育児で忙しいですよね。それなのにパパは昼間からお酒を飲んだり、寝正月だったりしてゆっくりくつろいでいることも……。普段は「仕事で忙しい」といって読み聞かせができないパパでも、正月休みなら時間が取れるかもしれません。今回はお正月がテーマの絵本を3冊ご紹介しますね。
手軽にお餅つきが楽しめる!絵本『ばばばあちゃんの おもちつき』
ばばばあちゃんがストーブで焼いたお餅を食べているのを見つけた子どもたち。お餅を食べたがる子どもたちとばばばあちゃんは、家にあるものを使って餅つきを始めました。できあがったお餅には、思い思いの仕上げをして楽しみます。大人からしたらちょっと……という組み合わせでも、子どもたちの発想を受け入れるばばばあちゃん。ばばばあちゃんの”何でもやってみる”スタイルにも注目ですよ。
ばばばあちゃんの絵本シリーズは、発想の転換やママが知らない知恵も授けてくれます。今回のお餅つきでは杵と臼や餅つき機を使うところ、家庭にあるあの家電を使って作ります! 家庭でももち米があれば、すぐに餅つきを楽しめるところがおすすめですよ。絵本を読んで子どもが「作りたい」と言い出したら、ぜひばばばあちゃん流のお餅つきを楽しんでみてくださいね。
作:さとうわきこ
発行所:福音館書店
価格:900円+税
初詣に七草粥も!お正月がテーマの絵本
お正月は初日の出や初詣、お節料理や七草粥など伝統的な行事が目白押し。子どもたちに日本ならではのお正月の過ごし方を伝えるチャンスですよ。
神社にお参りに行ったら引きたくなる!絵本『おみくじ』
神社にお詣りに行くと、つい引きたくなるおみくじ。みなさんは木でできた筒状のおみくじが入っている箱の中がどうなっているか、想像したことがありますか? 人間がその年の運勢を占うべく一生懸命におみくじを選ぶのと同じように、おみくじの箱の中で巻き起こっている物語がユーモアたっぷりに描かれています。普段は見ることができないおみくじの箱の中のことを想像すると、面白くてあっという間に最後まで読めてしまいますよ。
裏表紙にはおみくじの種類や引いた後はどうするかなど、おみくじにまつわる豆知識も書かれているのでぜひご覧くださいね。
作:きた あいり
発行所:BL出版株式会社
価格:1,300円+税
七草粥を食べる理由は?絵本『おばあちゃんのななくさがゆ』
1月6日、おばあちゃんが「明日は七草の日だから七草粥を作ろうね」と女の子に言います。おばあちゃんは女の子に七草のことや、七草粥を食べる目的などを教えてくれました。翌朝、炊きあがったお粥に七草を混ぜたら七草粥のできあがり! 七草粥を食べて、元気いっぱいになった家族のみんなは幼稚園や小学校、会社へとでかけていきます。
子どもが嫌がるからという理由で、七草粥を食べない場合もあるかもしれません。でも七草にはどんな種類があるのか、なぜ食べるのかを子どもに伝えることで、苦手を克服してくれるかもしれませんよ。
作:野村たかあき
発行所:佼成出版社
価格:1,300円+税
普段は忙しいパパでも、正月休み中なら親子水入らずの時間が取りやすいかもしれません。もしパパがのんびり過ごしているのを発見したら、お正月ならではの絵本を親子で楽しめるようにママが声をかけてみるのはいかがでしょうか?