園や学校に提出する“雑巾”、縫う?買う?約79%のママの回答は……
掃除道具のひとつである「雑巾」。園や学校では子どもたちが使うため、それぞれの家庭で用意して持たせてくださいと言われることもあるでしょう。みなさんは自分でタオルなどを縫って用意していますか? あるいは市販品を買っていますか?
『学校提出の雑巾、縫う? 買う? 私は買うのだ』
気になったママが、ママスタコミュニティでアンケートを実施しました。それでは早速、みなさんの回答と理由を見ていきましょう。
約79%は「買う」
約79%のママは雑巾を「買う」とコメントしてくれています。なぜ買う選択をしたのでしょうか?
縫うのが面倒だから
『買った方が早いし、薄いから絞りやすそう』
『面倒で買っちゃう』
『面倒だから、買う。うちの子は床拭き用と台拭き用とで2枚使うから、色違いで渡している』
もっとも多かったのは、縫うのが面倒だからという理由でした。ひと口に雑巾を作ると言っても、まずは布地を用意し、ミシンを引っ張り出して糸をかけ……。ミシンがなければひと針ひと針チクチクと手縫いすることに。小さな子どもがいるご家庭では子どもをあやしながら、あるいは寝ている隙を見計らって作るということにもなるでしょう。雑巾を縫う手間を省きたい気持ちは分かります。
費用対効果を考えて
『雑巾、5枚で100円で売っているもんね』
『ホームセンターとかで10枚入りのを買って置いてある。子どもが複数人いると、長期休み明けに1人2枚ずつ持参は大変だから』
費用対効果を考えると、時間をかけて縫うよりも買ったほうが良いと答えてくれた方もいました。子どもがたくさんいると、人数に応じて用意する雑巾の数も増えるそうです。わざわざ縫うよりも売られている雑巾を購入してしまったほうが手っ取り早いと感じる場合もあるのでしょう。
市販品を指定されているから
『できれば市販でと、学校から言われる。絞りやすいのと、衛生面で』
『学校から市販を勧められる。縫う場合はくたくたに使い古したタオルにしてほしいって言われたこともある。新しいタオルだと分厚くて子どもの力じゃ絞れないから。タオル選びも縫うのも面倒だし、市販一択』
学校で市販品を持たせるよう指定されているという方もいました。家庭で縫った雑巾は、市販の雑巾よりも厚みが出てしまうため、子どもが絞りにくいのだそう。衛生面を考慮して、できれば市販されている新品を持たせてほしいという学校もあるようです。
約21%は「縫う」
一方、約21%は雑巾を「縫う」とコメントしてくれました。なぜ縫うことを選んだのでしょうか?
タオルが余っているから
『タオルが余っているので』
『おばあちゃんがいらない新しいタオルをくれたから縫ったよ』
『毎回のことだから、買っていたらお金もバカにならない。もらい物のタオルでシャーと縫うよ』
タオルは贈答品や景品などでもらう機会がある方もいることでしょう。使わないタオルがどんどん溜まってしまうよりも、雑巾にしてしまえば有効活用できると考えているようですね。
サイズなどを指定されているから
『幼稚園から縫ってと言われているから、毎年10枚縫っているよ。古いバスタオルも欲しいと言われ、年に一度タオルの買い替え時に10枚持って行く』
『サイズの指定があるから。もらい物のタオルもいっぱいあるからね』
『フェイスタオル半分のサイズ指定だから売ってない』
『幼稚園までは縫っていた。市販のは薄いけれど幼稚園児の手には大きいから、それの半分の大きさで手縫いしていたよ』
園や学校から家庭で縫うよう指定されているという方がいました。また指定されたサイズの雑巾が売られていないため仕方なく縫っているというママからの声もありました。特に小さい子どもが使う場合は、一般的なサイズよりも小さい雑巾を持たせる必要があり、市販品が手に入らないのだそうです。
今回のアンケートでは雑巾を「買う」と回答したママが約79%で多数派となりました。ただ子どもに持たせる雑巾を「縫う」か「買う」かは、それぞれの家庭の事情や考え方、指定があるかどうかなどで異なるようです。ママたちは費用対効果を考えたり、もらい物の有効活用をしたりと、雑巾ひとつにも賢く工夫をしているようですね。あなたは園や学校へ提出する雑巾を縫いますか? 買いますか?
文・物江窓香 編集・井伊テレ子
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