不安でいっぱいのお泊まり保育。娘の心配を一瞬で消し去ったのは……
幼稚園の年長さんの一大イベント「お泊まり保育」。娘の通う幼稚園のお泊まり保育は、夏休み中の8月中旬に行われるのですが、最初の頃は楽しく夏休みを満喫していた娘が、「その日」が近づくにつれ、夜になるとメソメソ泣くようになりました。娘になんとか気持ちを切り替えてもらいたいと思い、ママ友に相談すると……。「新しいリュックや持ち物を自分で選ばせて、買ってあげると気持ちが変わるかも」とアドバイスをもらい、この際お金がかかっても笑顔で行けるならと、色々買い揃えることにしました。しかし気持ちの浮き沈みは相変わらず……。そしてお泊まり保育前日になりました。
うちの園はお泊まり保育の前日が登園日になっていて、荷物確認や体調確認のため、午前保育があります。そして翌日の朝にまた園に集合して、バスで宿泊施設へ出かけていくのです。
午前保育が終わりお迎えに行くと……。「明日、楽しみ!早くいきたい!」と、ニコニコ顔で帰ってた娘。あんなに嫌がっていたのに突然の変化にびっくりです!夏休み中、ずっと励ましてきた私の言葉よりも、お友達と話しただけで気持ちが変わった娘。私の知らないところで、娘の「心のよりどころ」がお友達にもあるんだなとほっとしました。翌日も笑顔で出かけていき、そして笑顔で帰ってきました。
どうだった? と聞くと「ちょっと泣いちゃったけど、楽しかったよ」と。頑張った娘の成長がうれしい夏の出来事でした。
関連記事
※片道2時間の「お泊まり保育」。年少さんでも参加させる?参加させない?
保育園や幼稚園などの行事のひとつ「お泊まり保育」。家族と離れての宿泊は初めてというお子さんもいるのではないでしょうか? ママにとっても初めての経験、心配や不安でいっぱいになりそうですね。かたや...
※ママにベッタリだった子ども、急に手がかからなくなった!ママの本音は……?
赤ちゃんが産まれるとママは入院中からお世話をすることになりますね。その流れから自宅に戻ってからも赤ちゃんのお世話をママがメインで担うご家庭があるでしょう。ママが赤ちゃんにつきっきりでお世話をし...
※お泊まり保育は「園に行くまで」が勝負、私の体験談
園児と先生たちだけで施設に泊まる、いわゆる「お泊まり保育」。子どもたちにとっては、友だちや先生たちとみんなで一晩を過ごすという、ドキドキの貴重な体験です。
息子の幼稚園では例年、年長の年の夏...