大ひんしゅく!?「旦那が課長になりました」という年賀状の添え書きに、まさかの肯定派も出現
年末年始を過ぎたある日……あるママはお友達に、自分が送った年賀状を笑われてしまったのだとか。
『年賀状に近況報告として「旦那が課長になりました」と、一言そえたのだけど……最近会った友達に「なんで旦那のこと書くの?」と笑いながら言われました。みんな子どもについて、写真とかコメントで近況報告していますよね? 年賀状で家族のこと、旦那のことを書いたらおかしいんですか?』
……ママスタコミュニティのこちらのトピック、多くのママたちの好奇心を刺激したようで、たくさんのコメントが集まりました! 「旦那が課長になりました」という、いかにも相手の”ひんしゅく”を買いそうな一言をめぐり、ママたちは活発にやりとり。投稿者さんへ向けたママたちの批判やツッコミが炸裂したうえ、投稿者さん本人の一風変わった言い分も飛び出し、オモシロイ展開を見せています。
批判が殺到!「子どもに関する添え書きとは違うでしょ!」
まずは、「年賀状に旦那のことを書いたらおかしいですか?」という投稿者さんの素朴な(?)疑問に、ママたちが批判の念をもって答えます。
『「子どもが高校生になりました」→「そんなに大きくなったんだ。あんなに小さかったのにな~」
「旦那が課長になりました」→「うん。……で?」』
『「新しい家族がふえました」的な誰からも祝ってもらえる内容と、「旦那が課長になりました」が同じレベルなんて、そりゃあ笑うでしょ』
『友達からそんな年賀状が来たら引く。距離を置くかも。笑いながらでも、指摘してくれた友達に感謝した方がいいと思う』
ママたちからの手厳しいコメントの嵐が吹きすさびました。しかし! そんな批判の嵐に遭っても、ヘコむ様子のうかがえない投稿者さんがいました。
『みんな「子どもが高校生になりました」とか書くでしょ? それと同じ』
ほかのママが「逆に、友だちから旦那が部長になりましたって来たら、どう思うの?」と質問すれば、
『ただの近況報告でしょ? 近況報告として受け止めるよ。「子どもが赤点とりました」、「人をいじめて不登校にさせました」とか書かないでしょ? 新年は喜ばしいことを書けばいいと思いますよ?』
と返答。そして「私が年賀状でそんなことを書こうとしたら、旦那に全力で止められるわ」と言われれば、
『ただの近況報告なのに、自意識過剰な旦那ですね』
……と、悪びれる様子を見せるどころか、相手の旦那さまを非難する有り様です。(とんだトバッチリですね。)
あきれたママたちが解説!「何が悪いかと言うと」
そこで、ママたちはうんざりしたり、怒りを感じたりしながら、なぜ「旦那が課長になりました」という近況報告がNGなのかを説いてゆきます。
『よその家庭の旦那さんの昇進で、喜びを共感することはない』
『自慢だと思われるかも。余計なことは書かない方がいいよ!』
『旦那さんが平社員の友達からは、そりゃひがまれるのでは。昇進は、子どもの成長とは全く意味が違うものでしょ。そういうことは、女性の間では極力やらないのが暗黙のルールでしょう?』
『あなたがたとえ自慢ではなく、単なる近況報告だと思っていたとしても、相手はそうは思わないっていう話だよ。そういうのは嫌われることが多いから、やらないのが普通だよって言ってんの』
自慢に聞こえて相手のひんしゅくを買うから、そういった年賀状は送るべきではないという、ごく常識的な思考、投稿者さんに届いたでしょうか? 投稿者さんは以下のように書き込んでいます。
『みんな、ひがんでるのかな?』
『心の狭い人が多いね。人の喜びに共感できないのは、自分自身の心に問題があるということ』
『ただの近況報告に何か言われたら不快ですよ。こういうときは広い心で許すようにしないとだね』
ていねいに説明したママたちの努力が水の泡という結果になってしまったようです。多くのママがもつ”普通の感覚”を分かってもらうには、手強いお相手だったのかもしれません……!
常識の通用しない相手に、ツッコミはじめるママたち
そこで、(あくまで本人は本気なのでしょうが)漫才のボケを地で行っているような、邪気のない投稿者さんにママたちはツッコミを入れはじめます。
『めちゃくちゃプラス思考』
『鋼のメンタルだね(笑)』
『よっ課長夫人!』
『そんな年賀状が届いたら、「おっさんの近況報告いらんわ!」って旦那に見せる(笑)』
意外にアリ?「楽しくなってきた」派のママたちが肯定!
ついには、投稿者さんのユニークすぎる性格を楽しく感じたママたちが、ふざけながらも「旦那が課長になりました」を肯定するコメントを寄せるようになって……?
『これは面白い! 私は書かないけど、あなたには毎年近況報告してほしい!』
『「課長」、何でそんなにダメ(笑)? 楽しいじゃん。少なくとも、このトピックで私たちはこんなに盛り上がってるし。年賀状もらった方も、初笑いになっただろうしね』
『あなたと話してみたい! 普段の会話も面白そう(笑)! 』
『毎年「うちの旦那」シリーズでも面白いかも。
「うちの旦那がぎっくり腰になりました」
「うちの旦那の後頭部が薄くなりました」
「うちの旦那の財布から、キャバ嬢の名刺が出てきました」
「うちの旦那が副部長になりました」』
『面白いね! 直接友達にも批判されて、ここでもみんなに批判されてるのに、自分の考えを曲げず、頑張ってる! 世の中、常識とズレてる人がいるから面白いよね。頑張れ! ただ、ここで相談した以上、少しはまわりの意見に耳を傾けよう(笑)!』
「世の中、常識とズレてる人がいるから面白い」。コチラの一言、たしかに一理あるなと、筆者としてはうなずけてしまいました。
はじめは「旦那が課長になりました」の添え書きに対して「ナシでしょう!」と心の中でツッコんでいた筆者。でも、投稿者さんを含めたママたちのコメントを読んだ今「アリかも」と考える自分がいます。人の嫉妬心に鈍感と言うべきか……投稿者さんの”憎めきれない”感じと、「ゴーイング・マイウェイ(古い?)」の姿にホレました!
ただ、投稿者さん、実際の人間関係で敵は多そうかな? 好かれる・嫌われるが激しく分かれる性格かもしれません。
「旦那が課長になりました」。あなたはこの年賀状、アリですか? ナシですか?
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ
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