5歳の娘が食欲旺盛すぎる!食べ方と食事内容を見直すことで解決方法を探そう
子どもがご飯をたくさん食べてくれることは嬉しいのですが、しょっちゅう「お腹が空いた」といわれると、「また?」「本当にお腹が空いているのかしら?」と疑問に思いますよね。そのような食欲旺盛ぶりのお子さんに悩んでいるママがいました。
『5歳の女の子です。小さい頃からそうなんですが、3食しっかり食べておやつを食べてもすぐに「お腹すいた、お腹すいた」と言います』
食べない悩み、食べすぎる悩み。子どもの食事に関しての悩みは尽きませんよね。元々大食漢なのか、ただ単に食べたいと訴えかけているだけなのか、真実は子どものみぞ知る……ですが、何かよきアドバイスはないかと投稿者さんはママスタコミュニティにやってきたようです。
本当にお腹が空いているの?
『お腹空くとものすごい機嫌が悪くなります。もう5歳なのにいまだに外出時はおにぎりやパン、お菓子などの補食が欠かせず常に持ち歩いてます。一回に食べる量は標準かやや多め、活発でよく動くタイプで、体型も標準です』
投稿者さんのお話では、活発でよく動いていて、なおかつ体型も標準であるならば、今はあまり問題はないかと感じます。しかし、食べる量の主観は人それぞれですので、もしかしたら投稿者さんの「標準」は、少ない、または多い可能性もあるかもしれません。
『もしかしたら本当にお腹空いてるわけじゃなくて、暇だったり、気持ちを満たすために食べてるのかもよ』
『寂しかったり、不安だったり、心が何となく満たされてないとお腹すいたというよ。実際にはお腹がすいてるわけじゃなくて』
ママたちの意見の中には、子ども自身が本当にお腹が空いているのかどうかについて問いかける声がありました。これは子どもだけではなく大人でも同じで、お腹が空いていなくても心を満たすために何かを食べることってありますよね。大人の場合はその思いをきちんと伝えることもできるし、それを自制をすることも可能です。しかし投稿者さんのお子さんはまだ5歳。複雑な心境もうまく伝えることができず、「お腹が空いた」という一言に集約してしまっているのかもしれません。
健康面での問題はない
満腹中枢や血糖値の問題についても指摘がありましたが、投稿者さんもそれを懸念して、すでにかかりつけ医に相談をしたことがあるそうです。かかりつけの小児科の先生に相談したところ、特に問題はないと言われたそうです。その上お子さんは標準体型ですので、健康面で特に気になる点はないということでした。
食べすぎる子どもに対してママができること
やたらとお腹がすくお子さんに対し、まずママができることは「本当にお腹が空いているのか」どうかを確認することではないでしょうか。
『眠いときは特に機嫌が悪くて、眠いとお腹空いたと言います』
投稿者さんのこのお話を聞くと、ママスタコミュニティに集まったママたちが話しているように、本当はお腹が空いているわけではなく「お腹が空いた」ということで別の何かをママに訴えかけているのかもしれません。ただし、「本当にお腹が空いているの?」と子どもに聞いても別の答えが返ってくるとは思えません。そこで、気分を変えるために思い切って別のことをしてみてはいかがでしょう? TVをつけてみたり、別の遊びを提案したり。お絵かきをしたりお散歩にいったりするのもいいかもしれません。目先を変えることで子どもが本当にお腹が減っているかどうかが分かるかもしれません。
おやつの内容を見直してみる
『お腹空いたって言えば美味しいものもらえるから言ってるんじゃない?』
なぜしょっちゅうお腹が空くのかと考えるときに大切なのは、1日のうちどのようなものをどれだけ食べているかを把握することです。その中で「おやつ」は注意が必要です。常に甘いお菓子やスナック菓子、パンやジュースばかりを与えていると、「お腹が空いた」といえばそれらの美味しい物が出てくると子どもが思ってしまうかもしれません。そこで、おやつは思い切って、お菓子ではないものに変更してみてはいかがでしょうか。
普段の食事量と内容を記録してみる
投稿者さんのいう普通の量とは、他の方の普通とは違うかもしれません。そこで、毎日の食事を記録してみるというのはいかがでしょう。写真に収めておくのも手軽でいいですね。それらのデータがあれば、食べすぎなのかどうかを第三者の方に相談することもできます。例えば保健師さんや保育園・幼稚園の先生などにも具体的なアドバイスを受けやすくなることでしょう。相談しないとしても、記録として文字や写真に残し視覚化することで、足りない栄養素が見えてきたり、食事の偏りが見えてくるなどメリットもたくさんあります。
食べることは生きること。食べる量よりも何を食べるかが大事
食欲旺盛な子どもがいつごろ食欲が落ち着くのか、どれぐらいの量を食べることが適切なのか。こればかりは目安はあっても、これが正しいという明確な数値が存在するわけではありません。だからこそ、子どもが欲しているものは何か、何をどれぐらい食べさせているのかを明確にすることで、解決に向けての問題点が見えてくるのかもしれません。現状で肥満などの兆しがないのであれば、あまり思いつめずにまずは美味しく楽しく食べること。それを教えていきながら、量やバランスを考えていきましょう!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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