「グレイヘア」、受け入れられる?抵抗ある?髪に対するリアルな女性たちの考えとは
白髪を染めずに生かすヘアスタイル「グレイヘア」。著名人の女性が白髪を染めることをやめた、とメディアに対して述べたことをきっかけに、2018年後半頃から新語・流行語大賞にノミネートされるほど注目を集めていますね。白髪と黒髪が程よく織り交ぜられた「グレイヘア」は、人によってナチュラルな美しさを醸し出します。しかし白髪が出てくる年齢は人それぞれ。白髪が出てくる=加齢というイメージはついて回りますし、美しい「グレイヘア」となれるかどうかもやはり、人によります。
ママたちは「グレイヘア」に対して複雑なおもいを抱いておられるようです。
「グレイヘア」、受け入れたい!
『素敵だと思う』
素直に「グレイヘア」を美しい、と表現したママがいました。年齢を経てもヘアスタイルに気を抜かない女性は、きっと輝いておられますよね。
『なりかけ? 黒髪と白髪が混ざった状態の見た目が心配だけど、全部グレーならいいかなと思った』
見た目がバランスよくなるように白髪になっていけばいいのですが、どこから白髪になるのかは本人もコントロールできませんよね。すべてグレーになってから染めるかどうかを決めても遅くないでしょう。
『短いグレイヘアなら綺麗だった』
長い髪だとヘアスタイルのバリエーションは増えるものの、増えるだけにお手入れやスタイリングに手間がかかるもの。「グレイヘア」にするなら長さも考えておく必要があるかもしれません。
『早くグレイヘアにしてもおかしくない年齢になりたい』
「グレイヘア」にするためにふさわしい年齢があるのでは、と考えるママもいました。いったいどのくらいの年齢がふさわしいのかはなかなか答えが出ないかもしれませんね。
「グレイヘア」、ちょっと抵抗があります……。
『まあ人を選ぶよね』
著名人がメディアに出るときにはスタイリストさんがついているでしょう。著名人だから、見られる立場の人だからこそ似合うのでは、と疑問を呈するママがいました。
『普通の女性というか、元が美人な人限定だなぁと思いながら見てた』
まだまだ「グレイヘア」は一般的なヘアスタイルとは言えないかもしれません。だからこそ、一般人がこぞって真似はできないかも、と考えるママがいました。
『白髪は10歳以上老けて見えるし、疲れて見える』
白髪そのものに対してポジティブなイメージを持っていない人もいるでしょう。健康で元気であっても疲れたイメージを持つ人もいるかもしれません。「グレイヘア」が定着するためにはこのハードルを超える必要がありそうです。
「染めることはネガティブなことではない!」ひと言、言いたいママたち
『白髪染めしたくない人は自由にしたらいいけど、白髪染めしていない自分を肯定しまくるあまり、白髪染めは悪みたいな言い様はやめて欲しい』
「グレイヘア」にするもしないも個人の自由です。「グレイヘア」に脚光が当たったことで、「染める行為そのものがネガティブにとらえられてしまうのでは……」と心配するママがいました。どのようなヘアスタイルを選ぶのかは人それぞれです。”染める選択”は決してネガティブなことではありませんよね。
「グレイヘア」はまだ導入期。ひとつの女性のスタイルとして定着することを願いたい
「グレイヘア」は2018年後半になって、クローズアップされてきたものです。まだまだ導入期といえるでしょう。先輩方がやっと切り開いてくれた女性の新たな価値観のひとつなのです。今後、時間をかけて女性たちの試行錯誤を経ながら、「グレイヘア」のスタイルが確立されていくのではないでしょうか。パーマや縮毛矯正のようにひとつの女性のヘアスタイルとして世の中に定着し、「グレイヘア」にすることもしないことも同じ価値観で受け入れられていくといいですね。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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