ユージ:第7回 母性がありすぎて、母乳が出るんじゃないかと思った
今年5月に産まれた娘さんの育児に積極的に参加されているユージさん。
今回は、そのお話を聞かせていただきます。
奥さまはどんな方ですか?
すごくタフな女性です。精神的にタフだし、いろんな意味で強いですね。
頭がすごく回る人なので、口喧嘩をしても絶対勝てないんです。僕が勝つことは一生ないでしょうね(笑)
かなり頼りがいのある女性なので、僕が頼られるような存在になるのがすごく難しいんです。
でも、僕はそこを目指してます。
奥さんに「ユージ君がいてくれて良かった」って言ってもらえるような存在になれるように努力してます。かなり(笑)
ユージさんのブログを拝見していると、娘さんの育児にもかなり積極的に参加されていますよね?
はい!娘の面倒はめっちゃくちゃみてます。僕、ミルクも離乳食も完璧ですよ。
それがすごく楽しいんですよ。
でも、実際に子どもが産まれて赤ちゃんがいる生活が始まったら、想像よりずっと大変でびっくりしました。
正直、ちょっと育児をなめてました。
僕が仕事に行ってる間、奥さんは一人で娘をみてるわけじゃないですか。すごく大変だなぁと思います。
逆に、奥さんが仕事に出かけて僕が一人で娘の面倒をみてたら…と想像すると、僕だったらパニックになっちゃうなと思います。
ママの大変さをとても理解して、積極的に育児に参加しているということですね!
そうですね。僕もできるだけ育児をしているんですけど、赤ちゃんだって気分のアップダウンもあるし、何をしても一日中ぐずり続けたりすることがありますよね。
そんな時に、旦那さんは家にいないし、自分だけでなんとかしないといけないってなると、世の中のお母さん達もパニックになっちゃうだろうなって、この半年間育児をしてきた中で何度も思いました。
それなのに、旦那さんは仕事から帰ってきたら、「疲れた」とか言ってソファに座ってたりするんですよね?
そんなの、ママのメンタルやられちゃいますよ。だから、僕はいろいろなことを意識しながら育児をしてます。
例えば、どんなことを意識されてるんですか?
産後の女性は身体も疲れるだろうし、うちは息子もいるから2人の面倒があるじゃないですか。
だから、僕ができることはなるべくしよう!と思って、夜泣き担当は僕がしてます。
夜泣き対応ができるのは産後の女性特有のホルモンがあって成せる技だと聞いたんですけど、僕にはその能力が備わった気がしてます(笑)
確かに、お話を伺っているとユージさんは母性が強い方だなと感じます。
僕、育児をしているうちに、自分の中にすごく母性があるような気がして、母乳がでるんじゃないかと思ったことがあるんですよ。それで、「俺、このままいったらおっぱい出ちゃうかもしれない」って奥さんに言ったことがあるんです。そしたら、吸わせてみよう!という話になって、1回おっぱい吸わせたことあるんですよ(笑)
娘は、1回吸ってすぐに渋い顔して離してましたね(笑)
息子さんと娘さんで育て方の中で意識していることはありますか?
うちで言うと、どうしても今は下の子にみんなの意識がいきやすくなっているから、それで息子に寂しい思いをさせたり、嫉妬させたりするのは可哀想なので、僕は娘の世話もしてますけど、それ以外の時間はずっと息子と一緒にいますね。
奥さんが娘の面倒を見ている時は、息子と絡む時間を増やすことを意識しています。
息子さんは、妹をかわいがっていますか?
かわいがってますよ!かなり!なんか、親が3人いるみたい。奥さんと僕と息子の3人で娘を育ててるって感じがするんです。
生まれる前は少し嫉妬みたいなものを感じてる時もありましたけど、今は、おもちゃであやしてくれたり、ミルクもあげてくれたりすることもあって、かなり協力的です。
2人のお子さんには、どんな風に育ってほしいですか?
やりたいことをやってもらうのが一番いいです。
特にこれをやってもらいたいとか、やって欲しくないっていうのはないです。
もし、芸能界に入りたいって言うなら応援するし、やりたいと思えることを見つけられたならそれを全力で応援したいなと思います。
こうであって欲しいと思うことは、健康でいて欲しいということですかね。
これから2人が育っていく中でお金がかかることがあっても、僕が頑張って稼ぐからその心配はしなくていいから、健康でいてさえくれれば、あとは2人のやりたいことをやってほしいなと思いますね。
やりたいと思ったことは好きなだけ言ってくれたら、その機会を与えてあげたいなと思います。
ユージさんの育児への参加意識は、きっと世のママさん達にとっては驚くレベルだと思います。
ユージさんの幼少時代の経験から、お子さんへの接し方も濃いものになっているのかもしれませんね。
ユージさんへのインタビューも、いよいよ次回が最終回。お楽しみに。
(取材・文:上原かほり 撮影:chiai)