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災害のときに必要な備えは1週間分!無印良品が提案する「わたしの備え。いつものもしも。」で7日間生き延びる方法とは

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みなさんは地震や水害などの自然災害に見舞われて、避難生活が必要となった場合の備えは万全ですか? 日頃から備えておくことが大切と言われていますが、もしもに備えたくてもどのようなアイテムを揃えれば良いのか、いざというときにどう対処すればいいのかイメージがつかないという現状もあるのではないでしょうか。

無印良品の「わたしの備え。いつものもしも。」に学ぶ被災したときのノウハウ

この数年、大震災や台風などの水害で避難生活を体験したという方もいらっしゃると思います。非常時持ち出し袋を準備したり、食料や飲料水の確保をしたりしていますか? 無印良品では「わたしの備え。いつものもしも。」と題して災害時に知っていると役立つノウハウの全12種類を公開しています。そのうちの2点をご紹介しますね。

災害時のトイレ事情を解消

災害時は断水してしまうこともあるので、困るのがトイレ。いつまでも我慢するわけにはいきませんよね。無印良品の「わたしの備え。いつものもしも。」では「サバイバルトイレの作り方」を紹介しています。

まず45Lくらいの大きめのゴミ袋をトイレの便座に2重にかぶせて、ぐしゃぐしゃにした新聞紙を袋に敷き詰めます。用を足した後はおがくずや猫砂、消臭剤など消臭効果のあるものをかけて、内側のゴミ袋を取り出して空気を抜いて口をきつくしばっておきます。匂いの問題があるかもしれませんが、断水しているときでもこの方法ならトイレを済ませることができますね。

避難生活中も節水して温かいご飯を食べられる

避難生活中は非常食の配給や炊き出しなどの対応があるとありがたいですよね。ライフラインが停止した状況下で贅沢は言えませんが、温かいご飯を食べたいと思うこともあるのではないでしょうか。無印良品「わたしの備え。いつものもしも。」では「節水してお米を炊く方法」も紹介しています。

まず大きめの鍋の中に水を入れて沸騰させます(飲用目的ではないので雨水や川の水でも可)。電子レンジ対応可の食品用ビニール袋に研いでいないお米と、同量のきれいな水を入れて中の空気を抜き輪ゴムで留めます。鍋の水が沸騰したらお皿を敷いた上に袋を入れて沸騰したまま30分ほど煮ます。少し蒸らして器に移したら完成です。

無印良品の「7日間を生き延びよう」ではもしもの備えを分かりやすく伝授!

大規模災害が発生した場合は広域に被害が及んで、支援物資がなかなか届かない可能性もあります。国は「大規模災害時には家庭の備えとして1週間分の備蓄が望ましい」としています。みなさんは「家庭で1週間分の備えを」と言われて、どのくらいの量が必要かイメージできますか? 無印良品の「7日間を生き延びよう。」には飲料水は1日2L×7日分×4人で56本、食料は食パンや野菜類、冷凍食品などを3日分など必要な量まで記載されているので必要量を具体的にイメージすることができます。

ライフラインが停止したことを想定してカセットコンロとガスボンベを備えたり、食事のときには食器の上にラップを敷いて水を使わずに食器を繰り返し使ったりするコツも紹介されています。

大規模災害が起こってから食料や飲料水、生活用品を子育て中のママたちが調達するのはとても大変です。何事もなく日常生活を送ることができているうちだからこそ、大規模災害が起こった場合でも家族で1週間を乗り切れる備えをしておきたいですね。

文・藤まゆ花

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