目安は「学年×10分」!?小学1年生が1日に出される宿題の量とは
幼稚園・保育園の頃と比べて、小学生になると宿題が出されます。1年生ということで、まずはひらがなの書き方や計算の基礎となる足し算・ひき算のプリントが出されることが多いようです。読む・書く・計算を毎日続けてスラスラできるようになると学習の土台ができて、学年が上がるにつれ、本格的な学力がついてきます。とはいえ、宿題が多すぎたり逆に少なすぎたりすると、親としては心配なもの。子どものクラスでは1日あたりどれくらいの宿題が出されますか?
「算数・国語のプリント+音読」が標準
宿題の多い少ないは、担任の先生によってわかれるところ。いったいどれくらい出されるのでしょうか。
『音読2~3回が毎日、それプラスひらがな練習1ページだったり、硬筆練習一枚だったり、まだ控えめ』
『毎日やるのが音読、計算カード(足し算引き算)。それプラス、プリント』
『プリント1枚。表がこくご、裏がさんすう。あと音読毎日』
『音読二種類、ドリル2冊2ページ。プラス、書き方等がある』
『国語、算数、英語のプリント、またはドリルが各1枚と、音読、自主学習。都内私立だけど他校と比べても普通だし、多くて嫌とかも言わないな』
少なすぎる宿題も心配?
1年生といえば、まずは学校生活に慣れるために宿題を出さないという先生もいます。そうはいいつつも、ほかのクラスや学校、上の子のときと比べて、あまりに量が少ないとなると、親としては「こんなに少なくて大丈夫? うちの子、他のクラスの子と比べて遅れを取らないかな?」などと心配になることもあります。
『GW明けから宿題が出るようになって、ひらがなの練習のプリント(片面)が一枚だけ』
『今週から音読2回(たった数行)が始まりました』
『算数のプリント一枚と音読。少ないよね』
宿題が多くてやらせるのが大変
「宿題が少なすぎて心配」という声がある反面、量が多すぎて終わらず、親子ともども宿題によって疲弊しているという家庭もあるようです。親としては「基本が大事」と、字が汚いと書き直させてしまうことから、余計に進みが遅くなるという理由もあるかもしれません。
『もう宿題でつまづいています。ツライ。教えるのもイライラする』
『書き直しさせるので1時間以上かかってしまいます。いつも私が家事している間に宿題をやらせて、終わってから見て書き直ししていたので負担を減らすために一緒に見ながらやろうかなと思いました』
『ひらがなのプリント裏表二枚と数字の練習のプリントと本読み。多いよね。書き直しさせると一時間くらいかかっちゃう。自分が子どもの頃ってこんな毎日宿題ってあったのかな? 忘れただけかな』
担任の先生によってかわる宿題の量
学習の土台を作るために、読み書きや音読は大切だとはいえ、1年生のうちからあまりにも量が多いと、かえって子どもが「勉強嫌い」になってしまうこともあります。一般的には1年生のうちから宿題を出すところが多いと思われますが、担任の先生によって量が違いすぎるのは親も子どもも大変です。
『担任によるよね。うちの息子が一年生の時は、音読10回、プリント、ひらがな100個とか漢字100個とかだった。二年生で担任変わったらプリント一枚だけだったよ。一年生の時にあんまり多いとかわいそうだよね』
『うちの小学校はプリント裏表のやつが2枚と、国語の教科書の音読が毎日の宿題なんですが……。多くないですか? 姉の子ども(他県)はプリント1枚が週2回だそうです』
学校の先生の話によると、毎日の宿題は子どもたちに学習習慣をつけるためのものだと言います。「宿題の目安としては、学年×10分」ということなので、1年生なら10分ほどの時間で終わるくらいが適量です。あまりに多い宿題は、子どものやる気をなくす原因になりかねません。少なすぎると感じる場合も、多すぎると感じる場合も、一度先生と話してみるといいかもしれませんね。
文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ
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