宮川大輔:第7回 思い立ったら行動できる人になってほしい
3歳になった息子さんと過ごす時間が何より楽しいという宮川さん。
パパとしての宮川さんについて、いろいろお話を伺っていきます。
ママスタ連載コラム全8回のうちの第7回をお届けします。
息子さんとは、どんな風に過ごすことが多いですか?
2人で公園に行ったり、ウルトラマンごっこをしたりしています。
時差ボケで寝てても、「パパ遊ぼう!」って起こしに来るんですよ。
疲れてるし眠たいから、横になったままウルトラマンごっことかしてしまって、「これじゃだめだ!」と思ってからは、逆に一生懸命、体を動かして遊んだりしています。
会話が成立し始めると、子どもと過ごす時間が本当に面白いんですよね。
だから飲みに行くことも少なくなって、家族との時間が増えました。
この間も休みがあったのでサファリパークに行ったんですよ。
子どもがいないと絶対に行かないような場所に行くようになったのも、すごく面白いなぁと思うんですよね。
息子さんは宮川さんが出ているテレビを見て、どんな反応をしますか?
お祭りとかを見て、「パパ、あれどうやるの?」って聞いてきたりしますね。
この間、息子と遊んでいるビデオをテレビで初めて流して、それを一緒に観たんですけど、それは「自分も出てる!」というのが分かったみたいで反応していましたね(笑)。
息子さんのことがかわいくて仕方ない!というのが、お話を伺っているとすごく伝わってきます。息子さんの成長をどう感じていますか?
まだ完璧に話ができるわけじゃないですけど、言葉を喋るようになってきたらかわいさが増しますよね。たまりませんね。
家に帰った時も、走って飛び出て来てくれる時もあれば、テレビに夢中で無視されるというか、こっちに興味を持ってくれない時もあるじゃないですか。
そういうのを見てると面白いですね。ちょっと帰ってきたんだから喜んでよ! みたいな(笑)。
予測不可能な行動ばかりなので、本当に面白いです。
パパになって、仕事をしていく中で起こった変化はありますか?
仕事に関しては、今までのスタイルを変えないでいこうと思っています。
だから、テレビでもあんまり子どもや嫁の話をしないのかもしれないですね。
「すべらない話」でも「お祭り」でも、「こいつ何してんの!」「何言ってんねん!」っていう風に思われたいというか、ドキドキさせたいというか、芸人はそうしててなんぼっていう気持ちもあるんですよ。
でも、息子が幼稚園とかに行きだしたら、やっぱりアホみたいなことはできなくなりますよね。
テレビでこういうことができなくなるとかではなく、普段の行いから意識するようにはなりましたね。
子どもができたら、今までのままではいけない!と。
だからと言って、完璧にできているわけじゃないですけどね。
芸人なので、いろいろ葛藤はあります。アホなこともしないといけないし、笑えなかったらダメだと思うし。
息子さんに将来こうなって欲しいなと思っていることはありますか?
僕も子どものころから親父に言われていたことなんですけど、思い立ったら行動できる人になってほしいなと思いますね。
考えて行動するより、やりたいと思うことが見つかったら行動してほしいなと思います。
男なので、勉強ができた方がいいんだと思いますけど、それよりも運動ができたらいいなと思います。
僕が月1回海外に行ってて思うことは、英語ができたらいいなぁということと、海外に行っていろいろなことを経験してほしいなということです。
小さいうちからいろいろなことを経験させて、何か一つでも自分の自信につながることを見つけてほしいなと思いますね。
あとは、素直で人を思いやる気持ちがあれば、それで大丈夫です。
もし将来「芸人」になりたいと言ったら賛成しますか?
芸人になりたいと本人が本気で言うなら、自分の力でやってみたらいいと思いますよ。
基本的にはやりたいことを見つけてきてくれるんだったら、何でもいいです。
ただ、芸人は難しいですけどねぇ(笑)。
パパみたいになりたいと言われたら……嬉しいですけどね。
嫁は嫌でしょうね。「お前もかい!」って言うのが想像できますよ(笑)。
男の子の父として、息子さんとしてみたいことはありますか?
男同士で海外旅行に行ってみたいですね!
仕事で海外に行っている時や、移動中によく考えるんですよね。
僕の親父と僕と息子で、キャンプしながら車で移動したりするような海外旅行をしたいなって。それが、子どもができてからできた新しい夢です。
息子さんの成長が、楽しみで仕方ないという気持ちが伝わってくるお話でしたね!
次回は、宮川さんの考える育児について、お話を伺います。
お楽しみに。
取材、文・上原かほり