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【男性育休白書2026】パパが育休を取るだけでは足りない?ママが感じる「孤独」とは<前編>

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「旦那さんが育休を取るんだって!」そんな話を聞いて、「えっ、珍しい!」と驚くことは、以前より少なくなったのではないでしょうか。ここ数年で、男性の育児休業取得はぐっと身近なものになりました。「男性が育休を取るのは当たり前」という空気も少しずつ広がっているように感じます。

そんな「男性育休」のリアルに迫ったのが、積水ハウス株式会社の「男性育休白書2026」。その発表会を取材してきました。

男性育休取得率が“過半数”を達成

「男性育休白書2026」では、男性の育休取得の実態が紹介されました。今年7月に厚労省が公表した「令和7年度雇用均等基本調査」によると、男性育休の取得率は50.9%。調査以来、初めて過半数に達したそうです。一方、積水ハウスが独自に実施した「男性育休白書2026」では、未就学児がいる家庭の男性の育休取得率は39.6%となり、前年から3.3ポイント上昇。男性育休が着実に広がっている様子がうかがえます。

山田実和さん(積水ハウス株式会社)によると、男性の育休取得は、以前よりも確実に身近になってきているそう。「まずは取得を」と呼びかける段階から、その先にある家族の暮らしを考える段階に変化してきているというお話がありました。
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一方で、男性の育休は女性に比べて短期間の取得が多いとの言及も。育休取得の「期間や質」、育休を取得したあと、家族の暮らしをどう支えるかという課題も残されているようです。

調査では、「子育て中の人が企業や周囲に求めること」として、育休制度の整備はもちろん、「上司の理解」「制度を利用しやすい雰囲気」などを求める声も多くあがっていたようです。制度を安心して利用できる「環境」が大事なのですね。

「ゴミ出し」以外の家事も積極的に

また今回の調査では、2019年と比べ、男性の育休取得の「質」も向上していることが見えてきました。男性が家事や育児に関わる「関与度」が上昇していたのです。

「男性が子育てを楽しみ、家事・育児に積極的に関与しているかどうか」について、男性の自己評価は32.2ポイント上昇、女性から夫への評価は13ポイント上昇という結果に。
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さらに、夫が実際にどのような家事・育児をしているかを女性に尋ねた調査では、2019年は「ゴミ出し」「子どもと遊ぶ」が定番だったのに対し、2026年の調査では、それらに加え、「洗濯」「食事後の片付け・洗い物」「夕食作り」などの実践率が増加。男性の家事や育児への関与が幅広い分野に及んでいることがわかります。

育休取得率がアップしても、なくならないママたちの孤独感

2019年の調査と比べ、パパも家事・育児を「自分ごと」として捉え、積極的に取り組む現状が見えてきた今回の白書。しかし、それでもなお、子育ての中で孤独を感じているママは少なくないようです。

実際に、「家事・育児に孤独を感じる」と回答した女性は、全体の約7割にのぼりました。
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なぜ、パパの育休取得率、そして家事や育児への参加率が上昇したにもかかわらず、ママたちは孤独を感じてしまうのでしょうか。

筆者の友人が、以前、こんな話をしてくれました。

「パパがごはんを作ってくれるし、掃除もしてくれる。子どものお世話をしたり、遊び相手になったりもしてくれる。すごく感謝してる。でも……」

助かると感じる一方で、こんな不満を抱くことがあるそうです。

「旦那は母子手帳を開いたことすらない。だから予防接種の予約は私。病院には連れていってくれるけどね……」「旅行に必要な物を考えて買いそろえるのは私。『おむつは何枚くらいいるかな?』と聞いても、『適当でいいんじゃない?』って言われるの」

もしかすると、そうした「考える」「決める」をママひとりが担うことが、ママたちの「孤独感」につながっているのかもしれません。

パッと見ではわかりづらい、ママの孤独の正体。どうやったらパパはそれを理解し、ママの孤独感を解消できるのでしょうか。

後編では、その解決のヒントを探ります。

取材、文・いけがみもえ 編集・Natsu

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