「卒園式に着るワンピース貸して!」…え、断ったのに?非常識!ハレの日の服装マナートラブル
もうすぐ卒園、卒業、そして入園や入学など子どもたちのセレモニーで、どんな服装にしようか悩まれる方も多いのではないでしょうか。ハレの日の準備や行事を通して、「当たり前」だと思っていた感覚が、他人とはまったく違う価値観だったと気付く場面があるかもしれません。
エピソード1:<卒園式ワンピース事件>断ったはずなのに……自宅にきたママ友
Aさんは娘の卒園式のために、奮発してワンピースを購入しました。しかし感染症の影響で式が中止となり、着る機会を失ってしまいます。フリマアプリに出そうと考えていた矢先、交流センターで知り合ったママ友から、「貸して」とのLINE。昔、ワンピ―スの画像を送ったことを覚えていたようです。

断ったにもかかわらず、数日後に「今から取りに行く」と一方的な電話がきました。話す間もなく切られ、自宅のチャイムが鳴ります。お礼にと開封済みのお菓子を差し出されました。そして強引な流れに押され、ワンピースは持ち去られてしまったのです。

冷静になってから、「売却予定だった」と伝えればよかったと後悔と怒りが込み上げます。ママ友が悪い噂を立てるかもしれないけれど……やっぱり返してもらいたい! Aさんは覚悟を決めました。
【前編】ママ友が非常識すぎる!「貸せない」と断っているのに!卒園式用のワンピースを家まで取りに来た!?
エピソード2:<マナーの違い>3歳の娘に何を着せる?法事で浮き彫りになる家庭ごとの価値観
シオリ(仮名)さんは3歳の娘を連れて、夫の親戚の法事に参加することになりました。子どもにもフォーマルな服装が必要だと考え、黒い服を準備。しかし夫が「子どもだから普通の服で大丈夫。みんな普通の服だよ?」と言うのです。

当日、親戚の子どもたちは普段着姿でした。とくに服の色も気をつかった様子はありません。どうやら法事だけでなく、お葬式も普通の服装で参列しているようです。シオリさんは戸惑いながらも、「家庭ごとにマナーの感覚が違う」と実感します。しかし夫に「神経質」と言われたことが、心に引っ掛かっていました。

数か月後、シオリさんの親戚の法事がありました。娘に黒のフォーマルを用意していると、夫は「子どもには必要ない」と主張します。当日集まった親戚は全員ブラックフォーマル。ピンクの服を着た娘だけが浮いてしまいました。「もっと暗い色の服はなかったの?」と母が困り顔です。そこで神経質と言われたシオリさんの反撃がはじまります。
<マナーが違う!?>夫の実家と合わない価値観。否定するつもりはないけれど……驚き!【前編まんが】
エピソード3:<マナー違反がすぎる後輩>結婚式二次会で露わになったTPOの難しさ
やや常識がない井上(仮名)くんはCさんの職場の後輩です。ある日、彼とCさんが同僚の結婚式の2次会に招待されました。「平服で」と案内されても、井上くんは何を着ればよいか理解できず、「パーカーを着ていく」と言うのです。

当日、彼は白いスーツ姿で現れました。場の空気が一瞬止まり、Cさんは慌てて井上くんを連れて外に出ます。

井上くんは「祝う気持ちが大事」と語りました。たしかに気持ちは重要ですが、服装や振る舞いもまた、祝福の一部だとCさんは伝えました。マナーとは形式ではなく、相手への配慮の表れです。さて、2次会が始まるまであとわずか。井上くんを、変身させるためにCさんは奮闘開始です。
<マナー違反は鬼で成敗!>激ムズ……後輩にTPOを指導!【前編:渡る育児は鬼きたる!?15】#最強ママ
服装のマナーとは
マナーや距離感に正解はありませんが、相手の立場や場の空気を想像することが、関係を壊さないための第一歩です。卒園式や卒業式など節目を穏やかに迎えるために、相手への配慮を大切にしていきたいですね。
文・岡さきの 編集・あいぼん
人気連載をイッキ読み!