<姉と甥がジャマ!>「躊躇しちゃって…」友人ニヤニヤ。引っ越しはまだ先でいいかな【第6話まんが】
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私はミア。相変わらずの保育園送迎。最近では甥っ子の「行ってきます!」で起きる朝型人間になりました。それだけではありません。雨の日の甥っ子の気持ちがよくわかるようになったり、姉に叱られた甥っ子と一緒に謝りに行ったり、行きつけのお店で子ども服を選んだり……私の生活の中心に甥っ子がいるようになりました。子ども服なんて今まで見向きもしなかったのに、つい気にしてしまうのです。「邪魔者」だったはずの甥っ子のことばかり考える毎日。「出て行く」という決意がなくなったわけではありません。でも、甥っ子の笑顔を見るたびにその思いが小さくなっている気がするのでした。
今日は、イラストレーター仲間との食事会です。オンラインで話すことはよくあるものの、こうして面と向かって会うのは久しぶりです。
「出て行こうとは思っているけどなかなか躊躇しちゃって」と話すと、2人は何か言いたげな感じにニヤニヤと笑っています……。
私が手に取ったスマホに、ユキがチラリと目を落としました。私は慌ててスマホを伏せようとしましたが、時すでに遅し。
ユキは私のスマホをするりと奪い取ると、待ち受けをまじまじと見ています。
観念した私は、カメラロールも見せることに。ユキは次々と写真をスワイプしていきます。眠そうな顔や笑っている顔、真剣に遊ぶ顔など……。私は頬が熱くなるのを感じました。
私は照れ隠しで「たまたま撮っただけ」と言い訳しましたが、2人には甥っ子にデレデレであることを見抜かれているようです……。


久しぶりの仲間との食事会で、昼型になったことをからかわれた私。
「絶対出て行く」と言いながらも踏み切れずにいるのは事実です。
スマホの待ち受けやカメラロールで、甥っ子を受け入れつつあるのがバレてしまいました。
「デレデレじゃん!」と笑われ、照れ隠しをする私。
「めんどくさい」「ひとり暮らしする」と言いつつも、今の生活も悪くないと思い始めていたのです。
もうすぐ甥っ子の誕生日。出て行くことはまだ諦めていません。
ただ、今はそのときじゃない……なんて甥っ子の待ち受けを見ながら今日も思うのです。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
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