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<旦那の魂胆は?>息子の就職祝いに、義両親と5年ぶりの食事会を提案された。無神経すぎない?

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今回の投稿者さんは、義両親と疎遠にしているとのこと。理由は投稿者さんが義両親からいろいろと理不尽な扱いを受け、我慢ができなくなったからだそう。かれこれ5年ほど会っていないと言います。今年、投稿者さんの長男の就職先が決まり、配属先によっては家を出る予定だそう。旦那さんから、就職祝いもかねて、投稿者さん家族と両家の実家との食事会を提案されたそうです。

『私の両親と疎遠中の義両親を呼んでの食事会、受け入れるべき? 夫婦間での話なら即断ったのに、子どもたちの前での話だったので断れず……。長男は「就職したらそうそう会えなくなるだろうから、食事会をしてもいい」、長女、次男は「してもしなくてもいい」と言っています。でもどうしても前向きに考えられません』

理不尽な扱いを受けたという理由で疎遠にしている義両親と、今さら笑顔で同席するのは難しいですよね。家族のなかで、投稿者さんだけがモヤモヤを抱えている状態です。「私のわがままで食事会をしないというのは間違いなのでしょうか?」との悩みに、ママたちからアドバイスが集まりました。

「主役は長男」だから母親は不参加でもいい

まずあったのは、「投稿者さんが抜ける選択もアリ」との声です。食事会の主役は長男なのだから、投稿者さんがムリして参加する必要はない。参加するかどうかは、投稿者さんの自由というスタンスです。

『息子さんのための食事会。息子さんさえいれば成り立つから、イヤなら投稿者さんが行かなければいいだけでは? ママの感情だけで祖父母に会える機会を減らしてはいけないと思う』

『うちも私が義親といろいろあって疎遠。集まるときは、私抜きでやってもらう。旦那を通して謝罪されたけれど、私は受けつけない』

すべてのセッティングを旦那さんにやってもらい、行きたい人が行けばいいとのアイデアも。また当日、投稿者さんが「体調不良で行けなくなった」ことにしてもいいとのコメントもありました。投稿者さんだけ欠席で、息子さんの就職祝いは盛大に行ってもらう選択もあるのかもしれません。

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義両親と両親とで、別々にお祝いの席を設けては?

さらに「両家一堂に会さなくても、義実家側と旦那・長男で食事に行けばいい。あなたとあなたの親は別でお祝いをすれば?」という、現実的な対案もありました。

『わけて祝えば、お互い気を使わずに済む』

『義親と会うのが苦痛なら、別々でやるのが一番』

「全員集合」しなければ、投稿者さんの心も少し楽になりそうです。投稿者さんが疎遠を決めた義両親との食事会。投稿者さんの親まで巻き込まないようにとの配慮も必要なのでしょう。それにもし投稿者さんの両親が、義両親に娘が理不尽な扱いを受けたことを知っているなら、義両親との食事会に乗り気なはずがありません。

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この先結婚式などもある。“大人の対応”をしてもいいかも

一方で、少数派ながら「少しだけ我慢して参加すべき」という声も寄せられていました。

『義親との間に溝や悪感情があっても、子どもには関係ない。普段は疎遠な関係にできるなら、逆に大人の対応で一日くらい我慢する』

『この先、結婚式や孫の誕生など、顔を合わせる場面は増える。数時間だけのことなら乗り越えても』

たしかに家族として最低限の関係を保つためには、完全に遮断しきれない場面もあるでしょう。今回のような節目の場に出席することで、後々の関係が円滑になるかもしれません。受け入れがたい気持ちを抱えたままでも、俯瞰して割り切って場に臨むという選択もあります。
でも「それができるなら苦労しない」「すでに限界を超えたから疎遠にしたのでは?」という、もっともな反論もありました。

旦那の“無神経さ”に苛立ちも……

ママたちの共感を集めていたのが、「旦那は何を考えているのか?」という怒りの声です。

『旦那も、自分の親が妻にしたことが原因で疎遠になったのに、大変なことをしてしまったと思っていないのだろうね。だから義両親を含めての食事会を提案する』

なかには「旦那はこれを機に関係修復を狙っている」「親の介護や老後に向けて、関わりを再スタートさせたいのでは?」という、裏を読む声までありました。

『旦那、わかっていてやっているよね。子どもにかこつけて嫁と親の仲を取り持とうとしているのだよ……』

『5年疎遠ってことは、10年以上は理不尽な扱いに我慢していたってことでしょう? 旦那も義親も時効だとでも思っているのかな?』

旦那さんは投稿者さんのツラさを思いやっていない、と非難の声も上がりました。疎遠にすることは、簡単な決断ではありません。それでも我慢の限界に達し、自分を守るために距離を置いたはず。その5年間を無にするような「仲直りムード」の場に出ることが、どれだけしんどいことか。ムリに大人の対応をしようとするほど、投稿者さん自身の気持ちを押し殺すことになるでしょう。

これからの“ママの姿勢”を子どもに伝えても

子どもたちも成長し、ものごとの背景を理解できる年齢になりました。「なぜママは行かないのか」を正直に話すタイミングとして、今回の件はひとつの節目なのかもしれません。

『子どもももう大人なのだから、疎遠にしていることを言っても構わないよ』

『今後のことを考えると、お子さんたちへの説明の仕方を考える必要もありそう。それを含め、旦那さんとよく話し合うきっかけになればいいですね』

就職する年齢の息子さんなら、投稿者さんの気持ちを伝えてもいいのでしょう。いつか結婚したり、親になったりする子どもたちに、“自分を大切にする姿勢”を見せることも教育のひとつかもしれません。

ママの呪縛を解こう

就職祝いは、必ずしも両家そろってが正解とは限りません。投稿者さんがどうしてもムリに感じるなら、「私は行かない」「義両親とは別日で祝う」といった選択肢を選んでもいいはずです。すべてを丸く収めるよりも、まずは投稿者さん自身がこれ以上傷つかないことを最優先にしてもいいのでしょう。
今回の食事会はキャンセルしても、やがて訪れる子どもの結婚式やお祝いの席。これからどうするか……答えを出すのは簡単ではありません。ママとして、妻として、そしてひとりの人間として、どうするのが自分にとっての“最善”なのか。ゆっくり考えてみてはどうでしょう。

 

文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・マメ美

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