<図々しい!ドロボー義妹>「フェアじゃないよね?」義姉の言葉にハッ【第8話まんが:マキの気持ち】
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私はマキ(26)。彼氏のツバサ(26)とプチ同棲しています。ツバサとは「お金が貯まったら結婚をしよう」と約束をしていたのですが、さきほど怒って出て行ってしまったのです。私の実家から無許可で食材などを持ってくることが図々しい、俺のものを許可なく自分のもののように使うのがマナー違反だと言われてしまいました。同棲して初めてのケンカです。私はどうしていいかわからず、実家のお兄ちゃんと義姉のアカネちゃんに相談に行ったのです。
「あなたは節約できてハッピーだけど、私たちは? フェアじゃないよね? あなたが浮いた分のお金だけ、私たちはお金がかかっているんだから。それを相談もなく、お礼もなくは失礼なんじゃない?」と、アカネちゃんに言われてハッとしました。
私は、ツバサにドン引きされたことを慰めてもらうつもりだったのですが、アカネちゃんに叱られて……でもそのおかげで私は気づくことができました。
翌日、ツバサは家に戻ってきてくれました。私がしていたことは非常識で、ツバサにもお兄ちゃんにもアカネちゃんにも嫌われる可能性があるということをようやく理解したのです。
私も心のどこかでは、アカネちゃんが私の自分勝手な行為を嫌がっているのは感じていたと思います。
でも「お兄ちゃんがいいって言っているんだから」「お兄ちゃんもアカネちゃんも働いているんだからお金はあるでしょう」と思ってしまっていたかもしれません。
私はお兄ちゃんやツバサの優しさに、すっかり甘えてしまいました。
でも、そういうことを続けていれば、いつかは嫌われます。
今回、アカネちゃんとツバサが叱ってくれて気づかせてくれて、本当によかったと思っています。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・うーにゃ 編集・石井弥沙
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