<嫁は週4で介護しろ!?>ぜ~んぶ自業自得!「反省してる」聞き飽きました【第4話:義母の気持ち】
私はユキコ。夫はあっという間に介護が必要になり、今では1人でトイレにもお風呂にも行けません。それなのにヘルパーや施設を拒否するのです。私が介護をするのは体力的にもきついし、何よりも過去に夫にされたことを思うと、誠心誠意介護をしようという気持ちは生まれません。そんなとき息子の嫁のサナエさんに「お義父さんの言うことを聞く必要、あります?」と言われて、目が覚めたような感覚になりました。
私は夫に今までの不満をぶちまけ、介護もしないことをはっきり伝えました。
夫は驚いて「お前が逆の立場なら面倒を見ようと思っていた」なんて言いますが、見え見えのウソに笑ってしまいました。どうせ家事なんて何もできない上、不倫相手がいればそっちに逃げていたに決まっているからです。
でも介護はしないものの、施設に入れてあげるのはせめてもの情けです。
自分が入る施設を選ばせてもらえるというだけでも、感謝してほしいくらいです。「快適に暮らしたいなら駄々をこねないで」と言うと、顔面蒼白になっていました。
後日、サナエさんと一緒にいくつかの施設を回ることになりました。
今まで夫の機嫌を損ねたくなかったのは、子どもたちの前で大声を出すから。家にお金を入れてくれなくなって、家に帰ってこなくなるから。すべて子どもと家を守るためでした。
だから夫の望みを聞くことが当たり前になってしまっていたのです。でも、今の夫の言うことを聞いて、何か得がありますか? 私たちが損をするだけです。だから夫のワガママは一切聞きません。だって「反省した」なんて薄っぺらい言葉を信じられないし、反省したとしてもツラかった過去はなかったことになりませんから。
【第5話】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす 編集・海田あと
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