<困る!義母から掛け時計>息子家族とは関係を良好に!私なりの気遣い【第2話まんが:義母の気持ち】
私は夫と2人暮らしのパート主婦です。息子は数年前、わが家から徒歩圏内に新居を構えました。幼い孫たちは目に入れても痛くないほどの可愛さ! けれどいくら近所に住んでいるからといって、あまり頻繁に会いに行ってはお嫁さんのアリサさんに迷惑でしょう。それくらいの良識は持っているつもりです。だから訪問は多くても月3回まで。必ず喜びそうな手土産を持参して、夕方の忙しい時間帯に孫たちの相手をする……。それを徹底するようにしていたのでした。

何とかしてあげなくちゃ! そう思った私はパート終わりに、掛け時計を探してまわるようになりました。するとあるデパートの時計売り場で、店員さんが可愛らしい掛け時計を紹介してくれたのです。頭のなかに孫たちの笑顔が思い浮かびました。
これだけ細工されている掛け時計です。そりゃ高いのも仕方ないでしょう。でも孫たちはきっと大喜びしてくれるはず……。しばらく考えた末に、私はその掛け時計を贈り物用に包んでもらいました。早速渡しに行くと、アリサさんは驚いていました。
孫たちはまだ小さいので、アリサさんも息子も大変なことが多いでしょう。私としては息子家族のためなら何でもしてあげたいし、いつでも頼ってくれていいと思っています。
しかしあまりにこちらからグイグイいって、息子家族のペースを乱してしまってもいけません。だから私は毎日のように孫たちに会いたい気持ちを抑えつつ、自分でルールを決めて節度を持った訪問をするようにしていました。ちょうどいいバランスを保ちながら、息子家族のことをずっと見守っていけたらいいなと思っていたのです。
そんなとき、壊れてしまったリビングの掛け時計。私は忙しいアリサさんに代わって新しいものを購入してあげました。これなら孫たちも喜んでくれるはず……! 包みを開けたアリサさんはたいそう驚いている様子です。私は「サプライズ大成功!」と思いながら、足取りも軽く帰宅したのでした。
【第3話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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