<私はサイテーな母親?>成長した息子からの謝罪。私も親として謝るべき点があった【第15話まんが】
私(マリ)は大学生の娘ユメと2人で暮らしています。離婚してしばらく後、元夫シンイチが8才だった息子のジンを引き取りました。それ以降は本人に面会拒否され、ずっと会うことはありませんでした。しかし9年ほどが経ち、突然元義母から「しばらくジンを引き取って面倒をみてほしい」という連絡が入ります。なんでも元夫が交通事故で入院したそうです。私は「もしジン自身が望むなら、本人から連絡させてください」と伝えました。すると電話してきたジンは絞り出すように「ごめんなさい」と言ってきて……。

ジンは離れて暮らすうち、自分のしたことを後悔して……。それでも謝るすべを持っていないから、せめて近所の高校に通って……。どれほど思い悩んだのでしょう。久しぶりに見るジンはすっかり成長していたものの、あの頃の面影がありました。
ジンが頭を下げると、ユメは私のことを思って怒ってくれました。「あんたの言葉に、ママがどれだけ傷ついたと思ってんの! いくら子どもでも許されることと許されないことがあるんだからね?」ただ私も親として謝るべき点はあります。
久しぶりに見るジンは、会わなかった間にずいぶん成長していました。私のことを敵視しているようなまなざしは消え、すっかり落ち着いた大人の表情になっていたのです。
私の知らない9年間で、ジンはきっとたくさんのことを思い悩んだのでしょう。私への暴言を決して忘れることなく、思い悩んだ日々がジンを成長させてくれたのかな……そんなふうにも思います。私はジンの謝罪を受け入れました。そのうえで、「これから」のことを話し合いたいと心に決めたのでした。
ジンの希望を聞きながら、私たちの思いも伝えて、あらためて親子の新しい関係を作っていきたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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