<義姉、介護を放棄>グチって気づく20年前の謎。問題の解決のキッカケになるかも?【第3話まんが】
私(マリ、40歳)は激務の夫(トモキ、40歳)と小5の娘(ユウミ)との3人家族。パート勤務で都内に暮らしています。義姉(ナオコ、43歳)は地元の九州で義母と義祖父母の介護をしてきました。義父は他界しています。私たち夫婦は介護に関われない代わりに、毎月決まった金額を義実家に送っています。しかし義姉が結婚を機に上京することになり「介護を代わってほしい」と頼んできたのです。私は夫と話し合った結果、義姉に義母や義祖父母を首都圏へ呼び寄せる案を提案することにしました。


「まあ、お義姉さんの意見はもっともな気もするけど、かと言ってマリやユウミが犠牲になるのはちがうと思う」「そうだよね。介護は実子の問題だって言うし」「そうだけど、配偶者や子どもに影響はあるのよねえ」
母の意見も理解できます。だからこそ悩んでいるのです。
「だって、お義母さんが倒れたのは5年前でしょ? 約20年のうち15年は、2人でおじいさんとおばあさんの世話していたのよね?」「うん、そうだね」「こんな言い方はよくないかもしれないけど、20年経っても要介護1と2でしょ? お義父さんは急死するまでずっとお元気だったし」母は不思議そうに言いました。
夫との話し合いを経て、義母や義祖父母を首都圏に呼んで介護施設を探す案を義姉に提案しました。しかし義姉から「故郷を離れる親たちの気持ちを考えて」とアッサリと却下されてしまいます。
でも介護のために私たち家族が転職や引っ越しをして、今の生活を犠牲にするのは納得できません。悩んだ私は実母にも相談しました。すると私は義姉がなぜ20年前に地元へ帰る選択をしたのか疑問を抱き始めます。
義姉がどんな思いで戻ったのかを理解すれば、介護問題の解決のキッカケになるような気がしています。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌
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