<義母、わる気ナシOK?>苦手な義姉からの指摘。非常識で冷たいのは…【第4話まんが:夫の気持ち】
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前回からの続き。オレはソウスケ。嫁のユキミとのあいだにはひとり娘・リホがいる。家族としてはうまくやっている方だと思っていたが、先日ユキミから驚くことを言われた。なんとオレの祖母の三回忌に行きたくないと言うのだ。あまりにも失礼じゃないか? だからオレは「非常識で冷たい女」とハッキリ言ってやった。そしたらどうやら義姉のカンナさんに告げ口をしたらしく、散々な目に遭うことになってしまった……。


オレは、母さんが嫁イビリをしているなんて思いたくなかった。みんな忙しかったし、結果としてたまたまユキミがひとりでお茶出しをすることになったり、食事が行き渡らなかったりしただけだろう、と思いたかったんだ。
内心、ユキミが「法事に行きたくない」と言ったときは腹が立った。ユキミがワガママを言わず、我慢してその場をやり過ごしてくれれば何も問題はないと思っていたからだ。でも、義姉にオレがしでかしたことをハッキリと指摘され、自分の発言が心底恥ずかしくなった。
後日、オレはひとりで三回忌に参加した。
ユキミの愚痴を言う母さんを見ていると、ユキミをこの場に連れて来なかったことが「正解」だったとわかる。逆に言えば、あのとき義姉にピシャリと言われていなかったら、ユキミがこんな扱いを受けることになっていたのかもしれない。
オレはその先を考えて、ひとり身震いした。
ユキミが「三回忌には行きたくない」と言い出したとき、「いつまでも過去のことを根に持っているしつこい女だな」と本気で思っていた。
しかし義姉から説教を食らって、自分がいかに幼稚な考えをしていたか思い知らされた。オレは心のどこかで、「うまく場をおさめるためにユキミだけが我慢をすればいい」なんて思ってたんだ。自分が同じことをされたら耐えられないのに……。
必死で謝ったら、ユキミからは「ソウスケの態度を見て今後のことを決める」と言われた。これからはユキミが嫌な思いをすることがあれば全力で守りたいし、本気で改めるつもりだ。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
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