<お下がりの許容範囲は?>夫からNG「もらう側の気持ちになって!」【後編まんが:義兄嫁の気持ち】
前回からの続き。私はミハル。夫のヒロト、1歳半の娘・ノノカと3人で暮らしています。最近は義弟のオサムさん一家にも娘さん(ニコちゃん)が生まれて、よりいっそう親戚付き合いが楽しみになりました。ちょうど家の整理をしていたら、ノノカが使っていたベビージムが出てきたので、お下がりとしてあげることにしました。しかしそれを見たヒロトから、「そんなものを人に押し付けるんじゃない」と言われ、私はびっくりしてしまいました。
私は今一度ベビージムを見直してみました。全体的にキレイではありますが、ヒロトの言う通りシミやほつれが目立つ箇所もいくつかあります。ヒロトの「断りづらかったのかも」という言葉に、優しくて気遣い上手なマリコちゃんの顔が思い浮かびました。
ヒロトは「『あげようとしたらヒロトに怒られちゃった、だから新品を送ることにした』『先に言えば良かったんだけど、バタバタしてて連絡できなかった。よかったら受け取って』って言えばいいよ。」と言ってくれました。相手の立場に配慮できるヒロトのこういうところは、私が尊敬している点の1つです。
私は、お下がりというものは多少の使用感があって当然だと思っていました。それに「欲しい」と言ってくれたのはマリコちゃんの方だし……と考えていたので、ヒロトからストップをかけられたときは正直びっくりしました。
ただ確かにヒロトの言うように、人にあげるような状態のものではなかったかもしれません。マリコちゃんたちを驚かせてしまったけど、今回は新品を送っておいて良かったなと思います。
状態に悩むものは、今度からは直接会って物が見れるときに話を持ちかけるといいかもと思っています。そのときは、マリコちゃんは気遣いの人ですが、正直に「これなら欲しい」「これはいらない」と言ってくれるような打ち解けた関係になれれば嬉しいです。
原案・編集部 脚本・motte 作画・魚師 編集・塚田萌