<義母、介護を放棄!>立場逆転でスカッ!私の復讐は「世話せず放置」【第4話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私(ユカリ)は60代。2人の息子はそれぞれ所帯をもち、近くに住んでいます。夫が3年前に亡くなり、現在は憎き義母(ヨシエ、80代)との2人暮らしです。私は結婚当初から、義母に何十年とイビられ続けました。いまの義母は介護が必要なほど弱っていますが、私は義母とほとんど話さず、介護もしていません。私にあんな仕打ちをしておいて介護してもらおうなんて、虫が良すぎます。そんな私と義母の様子をみかねた息子夫婦たちが、義母のお世話をしてくれています。
結婚当初から義両親と同居だった私。何十年もプライベートな時間なんてほぼなくて、ずっと義母という鬼の監視下におかれたような生活でした。
もちろん何度も離婚を考えたけど、夫との関係は悪くないし、離婚となると息子たちを義母にとられるに決まっています。それにご近所の目も気になりました。自分の気持ちを押し殺し、なんとか生活を続けてきました。
時は経ち、息子たちが巣立ってから、潮目が変わりました。義母が歳をとり、弱ってきたのです。
義母と私の力関係が完全に逆転したのです。
こうして力関係が少しずつ変わっていきました。ここ15年ほどで、義母は自分だけでは生活できなくなっていきましたが、私は何も世話をしませんでした。
お義母さんが「手伝え」と私に命令しても、私は冷たく「あら……わからないんですか? お義母さんを助けない私の気持ち」と、冷たくあしらってきました。
しかし義母もいよいよ自宅介護では生活が立ち行かなくなり、困り果てた息子たち夫婦に懇願されて家を売ることになりました。私のせいで孫まで困ると言われれば仕方がありません。息子たちの提案を拒否し続ける自分と、かつての頑固な義母が重なり、引っ越しを決意……。
息子の奥さんたちに会うと「私は姑、嫌われる存在である姑」という立場を感じざるを得ません。姑に対するイメージが悪すぎて、まるで一緒にいるだけで責められているような気持ちになってしまうのです。
私が義母に感じたような苦痛を息子の大切な人に感じさせたくありません。
それに、正直私は一人が本当に気楽です。息子たち家族の様子を遠くから静かに見守り、私は自由な時間を過ごしながら自分の心の傷を少しずつ癒していきたいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか