<体臭でトラブル!?>ニオイがひどくてまさかの出禁!「本人に説明は…ムリでしょ」【第2話まんが】
前回からの続き。人材派遣請負会社で働いている私の仕事は、アルバイトを現場に手配すること。それだけならとても簡単な仕事のように思いますが、うちの会社は、とにかくすぐに対応できる人材が足りません。クライアントからの依頼に答えるべく、毎日バタバタで、急な仕事に出られる人を探す日々でした。そんなときに面接に来たのが30代のオサムさん。物腰やわらか、真面目そう、なおかつシフトは週に6~7日出られて、遠いところもOK! 即採用したのですが……?
急な電話にドキっとしました。この手の電話で、よかった内容だったためしがありません。
「ここの現場、バックヤードで派遣先の服に着替えるんですけれど……もうオサムさんのニオイで充満しています!」「そんなに?」私はぎょっとしました。他のアルバイトから電話がくるほどのニオイとは一体……。
その後も、他のアルバイトや取引先から、オサムさんのニオイに対する苦情は続きました。
(どうしよう、全然気が付かなかった……)これだけいろんな人からオサムさんのニオイについて意見が出るということは、よっぽどなのでしょう。採用した私にも責任があります。
「オサムさんの体臭がキツイ!」と、アルバイトだけでなくクライアントからも苦情が相次ぎました。
クライアントのお店のバックヤードで、用意してもらった制服に着替えることもあるのですが、バックヤードもニオイが充満。オサムさんが着た制服は、洗濯しても次の人が着られないほどだと言われました。
このままでは、オサムさんをどこの現場にも行かせることができません。
副社長は「オサムさんにケアをするようにアドバイスしろ」と言いますが……私にはできません!!
どんな言い方をしたらいいかわからないのです。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・春野さくら 編集・塚田萌