<実家じまいで義姉が!>立ち会いは?費用は?「すべて義姉任せにするの?」夫の指摘【第3話まんが】
前回からの続き。私(ミヤビ)は、夫と4才の息子との3人暮らしです。実家は新幹線で3時間ほどの場所にあります。このたび両親が高齢者施設に入ることを決め、実家も売却することになったそうです。実家がなくなることは悲しいけれど、仕方ないと思った私は受け入れることにしました。実家の面倒をみてくれている兄夫婦に迷惑をかけられないと思い、「私の部屋の荷物はすべて処分してくれていいから」と伝えたのですが……。義姉のマオさんからは電話で「いい加減にしてくれる?」と怒られたのでした。
兄夫婦に対して気を使い、遠くにいて何もできないからこそ「処分してくれていい」と精一杯の誠意を示したつもりだったのに……。あんなに怒らなくてもいいんじゃない? いきなり怒鳴りつけてきた義姉に対して不信感が募ります。
「じゃあ聞くけど、処分費用って誰が出すの?」「え……? それは……両親とか?」「誰が業者に頼むの?」「どうせ他のものも処分するんだから、そのついでに一緒に頼むでしょ?」「誰が立ち会うの?」「えーっと……お兄ちゃん……とか?」
私は当初、義姉がどうしてそこまで怒っているか意味が分かりませんでした。黙って任せる立場に徹した方が、物事はスムーズに進むだろうと考えていたからです。「じゃあ逆に、私にどうしろって言うの? すぐに駆けつけろとでも言いたいの? それともこっちからああしろこうしろって、細かく指示を出した方が良いの?」私はそんなふうに思って憤慨していました。
しかし夫の言葉で、自分の考えが間違っていたことに気が付きました。私がすぐに駆けつけることができないなんて、義姉だって分かっているのです。決してそこが問題というわけではなく、義姉は私の「他人事のような態度」に怒っていたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子