<珍しいケース>習いごとゼロでも優秀な姉の子ども。わが子も何も習わせなくていい?
子どもの世界を広げてくれる習いごと。時間やお金が掛かっても、子どもの可能性を広げたいといろいろな習いごとを考えるママも少なくないでしょう。今回の投稿者さんには、年長のお子さんがいて、現在は習いごとを何もしていないのだそう。投稿者さんのお姉さんは、自分の知識で子どもを上手に学ばせたりいろいろなイベントに参加させたりと、習いごとをさせずに優秀な子どもたちを育てているといいます。そんなお姉さんを身近で見てきた投稿者さんは、わが子に習いごとをさせるかどうか悩んでいるよう。
『姉の子育てを私の両親も見ているから、習いごとをさせる必要はないんじゃないかって言われる。でもうちの子は、家にいても絵とか工作に誘っても乗ってこないしな。でもやりたい習いごともなさそうだな〜って』
お姉さんの子育ては、「習いごとはしなくても問題ない」、「早めに夕飯を食べ、早めに寝るなどルーティンを大切にする」といった方針。そんなお姉さんの子育てと、しっかりした子どもたちを見てきた投稿者さんのご両親には、習いごとをさせる必要はないんじゃないかと言われるそうです。
一方お姉さんの子どもたちとは違い、投稿者さんの子どもは家でも積極的に活動をすることはないようですね。加えて、何か習いごとをやりたがるということもないため、投稿者さんも迷っているようです。
稀なケースかも。「習いごとゼロでも超優秀」の秘密は?
ママスタコミュニティのママたちからは、お姉さんはほかの人にはない能力があるのではないかといいます。普通の人はなかなかマネできるものではなさそうとのコメントもありました。
『毎日充実した時間過ごせているご様子。平日にそこまでお子さんに時間を使える親御さん少ないですよね。十分充実した日々だと思います。「何もやらせない」とは少しニュアンスが違いますね』
『それは親が自分の時間を費やしてしっかり子どもと向き合っているからいいんじゃない? 習いごとをしてないからといって経験値が低いわけではなさそう』
お姉さんは子どもの様子や気持ちを汲み取りながら、きちんとした子育てができているのですね。稀なケースなのではないかとのコメントもありました。家事に子育てに忙しいママたち。子どもを相手にして、全力で応えられるママはどれくらいいるのでしょう。とくにやらせたいことがなければ、プロの指導はいりません。子どもの特性を器用に伸ばすことができるママなら、ママと子どもの時間だけで充分なのかもしれませんね。
習いごとは絶対に必要かどうかの是非
習いごとは絶対に必要なものなのでしょうか? それとも投稿者さんのお姉さんのように、子どものいいところを親が理解して活かすことができるのなら、習いごとは必要ないのでしょうか。
『習いごとではなくイベントや自然教室、種々の科学などのカリキュラムに積極的に参加するとか、親がマリンスポーツ、スキー、トレッキングなどができて一緒に過ごす人もいる。習いごとの有無にかかわりなく、小学校のうちにさまざまな体験は重要。人それぞれだとは思うよ』
『習いごとにこだわらず、子どものころから趣味とか特技を身に着けたほうがいと思うよ。趣味が特技になれば一番いいけれど、心の癒しになるような趣味があると、大人になって人生に躓いたときに心を癒してくれることもあるからね』
筆者の知人にも、息子さんに野球をやりたいと言われたのでやらせたという方がいました。土日は朝5時起きでお弁当を作り、習いごとの場所まで送り迎えをしているそう。「休日はないけれど、私も野球は好きだし、息子の追っかけしている」と楽しそうに笑っていました。子どもが楽しそうに何かに打ち込んでいる姿は、ママの心を掴んで離さないようです。
子どもの可能性は無限大です。絵を描いたり楽器を弾いたり、スポーツをしたり自然を満喫したり。子どものときの体験は、大人になってから人生を充実させる道具になりますよね。その経験は将来、芸術やスポーツ、何気ないことから楽しみを見出すことができるようになるかもしれません。
『子どものやりたいことが習いごと以外にあって、それが充実しているならそれでいいんじゃない? それは親が何もしてないとは言わない』
習いごとでプロに教わったことも、ママと積極的に経験したことも、将来、心を躍らせたり癒したりするときめきに変わるでしょう。ママたちにできることは、習いごとの是非に縛られず考えを巡らせ、子どもの体験を増やすことではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・しっぽ
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